トマトとピーナッツバタのサンドイッチ
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トマトとピーナッツバタのサンドイッチ(とまととぴーなっつばたーのさんどいっち)は、小説家の林 芙美子(はやし ふみこ:1903年・明治36年12月31日 - 1951年・昭和26年6月28日)のサンドイッチである。
朝御飯
徹夜をして頭がモウロウとしている時は、歯を磨いたあと、冷蔵庫から冷したウイスキーを出して、小さいコップに一杯。一日が驚くほど活気を呈して来る。
とくに真夏の朝、食事のいけぬ時に妙である。
夏の朝々は、私は色々と風変りな朝食を愉しむ。
「飯」を食べる場合は、焚たきたての熱いのに、梅干をのせて、冷水をかけて食べるのも好き。
春夏秋冬、焚きたてのキリキリ飯はうまいものです。
飯は寝てる飯より、立ってる飯、つやのある飯、穴ぼこのある飯はきらい。
子供の寝姿のように、ふっくり盛りあがって焚けてる飯を、櫃ひつによそう時は、何とも云えない。
味噌汁は煙草たばこのみのひとにはいいが、私のうちでは、一ヶ月のうち、まず十日位しかつくらない。
あとはたいてい、野菜とパンと紅茶。
味噌汁や御飯を食べるのは、どうしても冬の方が多い。
これからはトマトも出でさかる。
トマトはビクトリアと云う桃色なのをパンにはさむと美味うまい。
トマトをパンに挟む時は、パンの内側にピーナツバタを塗って召し上れ。美味きこと天上に登る心地。
『朝御飯』