鳥の赤茄子汁煮
ナビゲーションに移動
検索に移動
鳥の赤茄子汁煮(とりのあかなすじるに)は、1888年(明治21年)11月8日に刊行された『西洋料理指南』(著者: 敬学堂主人)に記載されている料理である。
調理法
七面鳥、ニワトリ、アヒル等の首を半分切り血を去り羽毛を去ると前法の如くし骨を除かずして両翼および両足を際より切断し、また胴を切断し小麦粉を着せて第一衣とし鶏卵黄を着せて第二衣としパン粉を着せて第三衣として溶解せしめし、牛脂をもって煮るべし。 もっとも胴、両翼および両足と共に用ゆべし。
また四肢を除く他を細かに切り、四肢と合わせてバター大さじ一をもってこれを煎り、赤茄子汁一合五勺を加えて煮る。
しばらくおいて小麦粉大さじを溶解せしめ塩小さじ半を加えて再び煮る。
しばらくおいてなるべし。
『西洋料理指南』下・鳥類
参考文献
- 『西洋料理指南』下:鳥類