ダブダブ
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ダブダブ(Dabu dabu)は、インドネシアの最北端(スラウェシ島ミナハサ半島)に位置する北スラウェシ州の州都であるマナドで使われている調味料です。インドネシア全域で使用されている一般的なサンバル(チリソース)とは、かなり味が異なるため「マナドの生サンバル」と評される名物ソースです。
特徴
ダブダブは、赤唐辛子、バーズアイチリ(タイや沖縄の島唐辛子タイプ)、赤トマトと青トマト、エシャロット、そして塩と砂糖を少々加えて刻んだものである。すべてをさいの目に刻んで、新鮮なカラマンシーの果汁(現地ではレモン・クイまたはjeruk kesturiと呼ばれる)と混ぜ合わせる。カラマンシーの代わりに、コブミカンやレモンの果汁を使うこともある。唐辛子と柑橘類の果汁が爽やかな酸味とスパイシーな風味を醸し出します。
伝統的なレシピ
主な種類
- Dabu dabu iris:ダブダブ・イリスは、フレッシュな生のソース。
- Dabu Dabu Goreng:ダブダブ・ゴレンは、加熱調理したソース。
- Dabu Dabu Terasi:ダブダブ・トラシは、シュリンプペーストが加えられたもの。
用途
マナドでは、日本人が醤油を使うのと同様に全ての料理に使われる万能調味料です。 ダブダブは、焼き魚料理(イカン・バカール)、焼いた肉、鶏や魚の揚げ物、新鮮なマグロなどの切り身、野菜炒めなどの様々な料理のソースに使われ、さらには、シンプルに「ご飯のお供」としても食べられます。