「アイスランドの果実類」の版間の差分
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− | |<small> | + | |<small>スグリ科スグリ属。19世紀末からアイスランドで栽培されてきた。果実は甘酸っぱく生食もされるが、ほとんどは、ジャムやゼリー、ジュース、粥やその他の料理、デザートに使用される。</small> |
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2024年4月21日 (日) 01:40時点における版
アイスランドの果実類(Berjarunnar)
野生果実
バラ目
※エゾヘビイチゴの果汁を歯に塗って5~10分置き、その後、少量の重曹を溶かした温水で洗い流すと白く美しい歯になるとされる。
ツツジ目
※ツツジ科スノキ属は日本ではシャシャンボが食用とされる。
セイヨウガンコウランのピューレは、果実や果汁から作られることが多い。また、果実を発酵させ、少量のミツガシワ(キク目ミツガシワ科ミツガシワ属)と煮ることもできる。
ユキノシタ目
画像 | 現地名 | 一般名(学名) | |
---|---|---|---|
(Þyrnirifs) (Skógarstikill) |
コースト・グーズベリー (Ribes divaricatum) |
スグリ科スグリ属。 |
果樹・樹木
バラ目
画像 | 現地名 | 一般名(学名) | |
---|---|---|---|
ベル・レイニヴィ二ザル (Ber reyniviðar) |
ローワンベリー (Sorbus aucuparia) |
バラ科ナナカマド属。セイヨウナナカマド(Reynir)の果実。果実の煎じ薬は、利尿作用と強壮作用があるとされる。また、下痢や尿路結石にも使用される。ピューレやジャムにも加工される。 |
※果汁は、特に子供向けの下剤として使用される。また、喉の痛み、風邪、その他の病気にも使用できる。ジャムは、水に入れてから沸騰させてアクを除き、その後の工程はルバーブジャムと同じ方法で作られる。
マツ目
画像 | 現地名 | 一般名(学名) | |
---|---|---|---|
(Einiberja) |
ジュニパーベリー (Juniperus communis) |
ヒノキ科ビャクシン属。セイヨウネズの果実。 |
移入種
マツムシソウ目
画像 | 現地名 | 一般名(学名) | |
---|---|---|---|
(Bersarunni) |
スカッシュベリー (Viburnum edule) |
レンプクソウ科ガマズミ属。 | |
(Rauðyllir) (Alaskayllir) |
セイヨウアカミニワトコ (Sambucus racemosa) |
レンプクソウ科ニワトコ属。 |
バラ目
ユキノシタ目
ギャラリー
- グロイトゥル:アイスランドの粥。甘いデザート仕立て。
- ローワン・ビネガー:ナナカマドの果実を漬けた酢。
- エイニベルヤ・ギン:アイスランド最古の蒸留所で作られるジュニパーベリーを使ったジン。