「フィヤトラグラッサミョーク」の版間の差分

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この山草は、ウメノキゴケ科エイランタイ属の地衣類であるエイランタイ(学名:''Cetraria islandica'')を指し、アイスランド語で、フィヤトラグロス(Fjallagrös)と呼ばれる。
 
この山草は、ウメノキゴケ科エイランタイ属の地衣類であるエイランタイ(学名:''Cetraria islandica'')を指し、アイスランド語で、フィヤトラグロス(Fjallagrös)と呼ばれる。
欧州医薬品庁の植物性医薬品委員会(HMPC)は、一時的な食欲不振の改善、口や喉の炎症やそれに伴う空咳の治療、鎮静剤としての効果を認定している。
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欧州医薬品庁(EMA)の植物性医薬品委員会(HMPC)は、一時的な食欲不振の改善、口や喉の炎症やそれに伴う空咳の治療、鎮静剤としての効果を認定している。
  
 
== 作り方 ==
 
== 作り方 ==

2024年2月25日 (日) 10:41時点における版

フィヤトラグラッサミョーク

フィヤトラグラッサミョーク(アイスランド語:Fjallagrasamjólk)は、アイスランドに自生する地衣類をミルクで煮た伝統料理である。

概要

エイランタイ

アイスランド語で、フィヤトラ(Fjalla)は “ 山 ” 、グラッサ(Grasa)は “ 草 ”、ミョーク(Mjólk)は “ ミルク ”を意味する。 いわば、山草(Fjallagrasa)をミルクで調理したものである。

この山草は、ウメノキゴケ科エイランタイ属の地衣類であるエイランタイ(学名:Cetraria islandica)を指し、アイスランド語で、フィヤトラグロス(Fjallagrös)と呼ばれる。 欧州医薬品庁(EMA)の植物性医薬品委員会(HMPC)は、一時的な食欲不振の改善、口や喉の炎症やそれに伴う空咳の治療、鎮静剤としての効果を認定している。

作り方

レシピは、1965年にアイスランドの国営学校書籍出版会社より出版された『若い女の子と台所仕事』を参考としている。 本書は小中学生向けの家庭科的な教科書でアイスランドの年配者の間では広く知られている懐かしい古書である。

材料

  • 牛乳:3/4リットル
  • エイランタイ: 1こぶし
  • ブラウンシュガー:大さじ1~2
  • 塩:小さじ1/2

調理

  1. 牛乳を加熱します。
  2. ハーブをきれいにしてよく洗い、沸騰した牛乳に入れます。
  3. 2~3分間調理します。

関連項目

参考文献

  • 『若い女の子と台所仕事』:初版1965年(アイスランド国営学校書籍出版会社)