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所属力士でモンゴル出身の逸ノ城はチーズをのせて食べる。 | 所属力士でモンゴル出身の逸ノ城はチーズをのせて食べる。 | ||
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2022年7月24日 (日) 00:12時点における版
トマトちゃんこ(Tomato Chanko Nabe)は、2018年(平成30年)9月25日まで日本相撲協会所属の相撲部屋として存在した名門「貴乃花部屋」(東京都中野区)において、力士の栄養バランスを配慮して考案された「ちゃんこ鍋」である。
概略
昆布・鰹節ベースの出汁に、炒めたニンニクや玉ネギが入ったトマトソースを加え鶏肉・豚肉・野菜などを煮込む。 「チーズとの相性がよく、モッツァレラチーズを鍋に入れたり、粉チーズを振りかけると最高。シメには細いパスタも合うし、ご飯を入れてリゾットにしても美味しい」と当時のちゃんこ長の嵐望(らんぼー)は語っている。 嵐望は部屋最古参(二子山部屋と藤島部屋が合併する前に入門した力士で最後まで現役を続けたのは嵐望)として、ちゃんこ長を務めていたが、2013年5月場所を前にして40歳で現役引退を表明した。
現在、トマトちゃんこは色んな相撲部屋でも作られ、ちゃんこ屋でも提供されいる。
貴乃花部屋トマトちゃんこ(4~6人分)
具材
- キャベツ:1/4個
- ざく切り長ネギ:1/4本
- ざく切りニラ:1/2束
- モヤシ:1袋
- シイタケ:8個
- シメジ:2パック
- エノキ:2パック
- マイタケ:2パック
- エリンギ:2パック
- 豚バラ薄切り:200g
- 鶏もも肉:250g
- ボイルホタテ:6~8個
- エビ:6~8個
- イカ:160g
- タコ足:2本
- アサリ:6~8個
※具材はお好みで
(1)トマトスープ
- ホールトマト:350~400g(手でつぶしておく)
- オリーブ油:大さじ2
- 赤唐辛子:1本
- 小口切りニンニク:2片分
- みじん切りタマネギ:1玉分
- みじん切り固形コンソメ:2個
- バター:20g
(2)だし
- 昆布カツオだし:1.5~2リットル
- 酒:1/2カップ
- みりん:1/2カップ
- 塩:小さじ1~1.5
作り方
手順1
フライパンにニンニク・赤唐辛子・オリーブ油を入れ火にかけ香りを出す。 タマネギを加えアメ色になるまでよく炒め、ホールトマト・コンソメ・バターを加え軽く煮詰める。
手順2
(1)に(2)を加え鍋用スープにする。
手順3
具材を入れて煮込む。
佐渡ヶ嶽部屋
佐渡ヶ嶽部屋(さどがたけべや)ではブルガリア出身の琴欧洲が入門してからトマトちゃんこが導入された。
“ トマトのホール缶を投入し、ケチャップとしょうゆ、オリーブオイルでオシャレな味にしたてるのです。
最初は「うえ~」と思いましたが、食べてみるとおいしい。
今では当たり前のようにちゃんこ屋さんのメニューになっているほどです。”
湊部屋
湊部屋(みなとべや)のトマトちゃんこは、鶏もも、玉ねぎ、油揚げ、大根、人参、しめじ、えのき、ネギなどの具材と コンソメの素、トマトホール缶を入れた特製ちゃんこである。
所属力士でモンゴル出身の逸ノ城はチーズをのせて食べる。 両国国技館の地下大広間では、訪れた人たちへ各相撲部屋のちゃんこをローテションで格安(250円~300円)提供しているが、湊部屋では逸ノ城お気に入りちゃんことして「とまとちゃんこ」を提供している。
友綱部屋
友綱部屋(ともづなべや)現・大島部屋(おおしまべや)