バハミアン・コンク・サラダ

バハマ風・巻貝のサラダ

バハミアン・コンク・サラダ（Bahamian Conch Salad）は、西インド諸島に位置するバハマ連邦の伝統的な料理である。

概略

海辺で調理されるコンクサラダ

新鮮なコンク貝（Lobatus gigas）を使ったコンクサラダはバハマの代表的な料理であり、バハマの人々のコンフォート・フードでもある。 この色鮮やかなサラダは観光客にも非常に人気が高く、バハマを訪れた人にとって代表的な必食アイテムになっている。

島国である日本も海の幸は豊かであるが、アワビなどは高価であり、大型の貝は少ない。 日本ではアワビ料理の「水貝」などがあるが庶民的が気軽に食べれるものではなく、このバハマの郷土料理は大変贅沢なものといえる。

この貝は、広く一般的にクイーン・コンク（Queen Conch）、またはピンク・コンク（Pink Conch）と呼ばれている大型の巻貝の一種で カリブ海、およびバミューダからブラジルまでの熱帯北西大西洋に生息する最大の軟体動物の1つであり、殻の長さは最大で約35cmに達する。 コンク貝は急速に減少しており、カリブ海ではコンク貝の養殖が盛んに行われている。