「トマトずし胡瓜ずし」の版間の差分

2022年4月15日 (金) 13:12時点における版

トマトずし、胡瓜ずし

トマトずし（Tomato Zushi）は、昭和17年（1942年）に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。

口絵写真二頁

トマトずし、胡瓜ずし

トマトずし、胡瓜ずしの作り方

どんなに食欲がないときでも、知らず識らずに手が伸びるので評判のにぎりずしです。出来上がりは口絵写真二頁を御参照ください。

すし飯は普通のにぎりの要領で用意し、トマトは皮をむいて一分くらいの薄切に、胡瓜は大き目のものを斜に一分切にして、共に塩をぱらっと振っておき、青紫蘇はよく洗って塩でざっと揉み、二分位の細切にします。

ハムは一寸と五分の短冊に切り、まづトマトを一切左手に持って、図のようにハムをのせ、芥子をぽっちり塗りつけて、すし飯を握ります。

胡瓜も同様に芥子を塗ってすし飯を握り、上から青紫蘇を帯にして風味を添えると、お味も一段と冴えます。生物の心配な真夏には、こうした野菜ずしをお試しくださいませ。

『惣菜料理全書』七月（御飯物と汁物）

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 [[File:Sozairori Zensho - How to Tomato Sushi and Kyuri Sushi in 1942.png|thumb|right|200px|トマトずし、胡瓜ずしの作り方]]
 どんなに食欲がないときでも、知らず識らずに手が伸びるので評判のにぎりずしです。
-出来上がりは口絵写真二頁を御参照ください。
+出来上がりは[[ファイル:Sozairori Zensho - Tomato Zushi and Kyuri Zushi in 1942.png|口絵写真二頁]]を御参照ください。
 すし飯は普通のにぎりの要領で用意し、トマトは皮をむいて一分くらいの薄切に、胡瓜は大き目のものを斜に一分切にして、共に塩をぱらっと振っておき、青紫蘇はよく洗って塩でざっと揉み、二分位の細切にします。