「豚豆煮」の版間の差分

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'''豚豆煮'''(Buta Mame Ni)は、大日本帝国陸軍の外郭団体である糧友会より1937年(昭和12年)10月に発行・配布された『軍隊調理法』に記載されている料理である。
 
'''豚豆煮'''(Buta Mame Ni)は、大日本帝国陸軍の外郭団体である糧友会より1937年(昭和12年)10月に発行・配布された『軍隊調理法』に記載されている料理である。
  
== 材料(1人分) ==
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== 豚豆煮 ==
*鶉豆:60g
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*熱 量 五〇五カロリー
*刻み昆布:10g
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*蛋白質 二〇・九六グラム
*塩:少量
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*豚肉:50g
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=== 材料(一人分) ===
*黄双糖:15g
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*鶉豆:六〇グラム
*[[トマト]]:200g(又はトマトソース18ml)
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*刻み昆布:一〇グラム
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*食塩:少量
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*豚肉:五〇グラム
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*黄双糖:一五グラム
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*トマト:二〇〇グラム(又はトマトソース、一八ミリリットル)
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=== 準備 ===
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*イ、鶉豆は前日より水に浸し、充分に膨らし置く。
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*ロ、豚肉は細かく切り、刻み昆布は水に浸して、よく洗いおく。
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=== 調理 ===
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まず豚肉を空炒りし、鶉豆を入れ、それにその浸し汁をひたひたに入れ、ときどき差し水をなしつつ軟らかくなるまで煮て刻み昆布を入れ、砂糖および食塩、トマト汁またはトマトソースをもって調味し、豆の腹を切らざる程度に煮上ぐ。
  
==== 準備 ====
 
#鶉豆は前日より水に浸し、充分に膨らし置く。
 
#豚肉は細かく切り、刻み昆布は水に浸して、よく洗いおく。
 
 
== 作り方 ==
 
== 作り方 ==
 
まず豚肉を空炒りし、鶉豆を入れ、それにその浸し汁をひたひたに入れ、ときどき差し水をなしつつ軟らかくなるまで煮て刻み昆布を入れ、砂糖および食塩、トマト汁またはトマトソースをもって調味し、豆の腹を切らざる程度に煮上ぐ。
 
まず豚肉を空炒りし、鶉豆を入れ、それにその浸し汁をひたひたに入れ、ときどき差し水をなしつつ軟らかくなるまで煮て刻み昆布を入れ、砂糖および食塩、トマト汁またはトマトソースをもって調味し、豆の腹を切らざる程度に煮上ぐ。

2022年3月31日 (木) 11:04時点における版

豚豆煮

豚豆煮(Buta Mame Ni)は、大日本帝国陸軍の外郭団体である糧友会より1937年(昭和12年)10月に発行・配布された『軍隊調理法』に記載されている料理である。

豚豆煮

  • 熱 量 五〇五カロリー
  • 蛋白質 二〇・九六グラム

材料(一人分)

  • 鶉豆:六〇グラム
  • 刻み昆布:一〇グラム
  • 食塩:少量
  • 豚肉:五〇グラム
  • 黄双糖:一五グラム
  • トマト:二〇〇グラム(又はトマトソース、一八ミリリットル)

準備

  • イ、鶉豆は前日より水に浸し、充分に膨らし置く。
  • ロ、豚肉は細かく切り、刻み昆布は水に浸して、よく洗いおく。

調理

まず豚肉を空炒りし、鶉豆を入れ、それにその浸し汁をひたひたに入れ、ときどき差し水をなしつつ軟らかくなるまで煮て刻み昆布を入れ、砂糖および食塩、トマト汁またはトマトソースをもって調味し、豆の腹を切らざる程度に煮上ぐ。

作り方

まず豚肉を空炒りし、鶉豆を入れ、それにその浸し汁をひたひたに入れ、ときどき差し水をなしつつ軟らかくなるまで煮て刻み昆布を入れ、砂糖および食塩、トマト汁またはトマトソースをもって調味し、豆の腹を切らざる程度に煮上ぐ。

『軍隊調理法』第二章 調理法(第三 煮物・二一)