「アイスランドのキノコ類」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→イグチ目) |
(→イグチ目) |
||
| 21行目: | 21行目: | ||
|<br><small>（Kúalubbi）</small><br><br><small>（Birkisveppur）</small> | |<br><small>（Kúalubbi）</small><br><br><small>（Birkisveppur）</small> | ||
|ヤマイグチ<br><small>（''Leccinium scabrum''）</small> | |ヤマイグチ<br><small>（''Leccinium scabrum''）</small> | ||
| − | |<small> | + | |<small>イグチ科ヤマイグチ属。季節は7～10月。アイスランドで最も一般的なキノコ。マイルドな風味と芳香がある。主にシラカンバ、ヒメカンバ、ヘザー湿原で発生する。</small> |
|- | |- | ||
|[[File:Leccinum rotundifoliae - Rensopp.png|155px]] | |[[File:Leccinum rotundifoliae - Rensopp.png|155px]] | ||
|<br><small>（Smálubba）</small> | |<br><small>（Smálubba）</small> | ||
|なし<br><small>（''Leccinum rotundifoliae''）</small> | |なし<br><small>（''Leccinum rotundifoliae''）</small> | ||
| − | |<small> | + | |<small>イグチ科ヤマイグチ属。季節は8～9月。主にメルラッカスレッタ（Melrakkaslétta）で収穫・乾燥され、地元とレイキャビークのレストランに販売される。</small> |
|- | |- | ||
|[[File:Suillus grevillei - Larch Bolete.png|155px]] | |[[File:Suillus grevillei - Larch Bolete.png|155px]] | ||
|<br><small>（Lerkisveppur）</small> | |<br><small>（Lerkisveppur）</small> | ||
|ハナイグチ<br><small>（''Suillus grevillei''）</small> | |ハナイグチ<br><small>（''Suillus grevillei''）</small> | ||
| − | |<small> | + | |<small>イグチ科ヤマイグチ属。季節は7～9月。アイスランドでは美味なキノコとして最も好まれる。カラマツや特定の種の松に発生する。</small> |
|- | |- | ||
|[[File:Leccinum versipelle - Orange Birch Bolete.png|155px]] | |[[File:Leccinum versipelle - Orange Birch Bolete.png|155px]] | ||
|<br><small>（Rauðhetta）</small><br><br><small>（Reyðilubbi）</small> | |<br><small>（Rauðhetta）</small><br><br><small>（Reyðilubbi）</small> | ||
|キンチャヤマイグチ<br><small>（''Leccinum versipelle''）</small> | |キンチャヤマイグチ<br><small>（''Leccinum versipelle''）</small> | ||
| − | |<small> | + | |<small>イグチ科ヤマイグチ属。季節は7～8月。低木の茂みやヘザー湿原で発生する。煮込みや加熱時間によって黒く変色する。さっと炒めた出来立てが一番美味とされる。</small> |
|- | |- | ||
|[[File:Boletus edulis - Penny Bun.png|155px]] | |[[File:Boletus edulis - Penny Bun.png|155px]] | ||
|<br><small>（Kóngsveppur）</small> | |<br><small>（Kóngsveppur）</small> | ||
|ヤマドリタケ<br><small>（''Boletus edulis''）</small> | |ヤマドリタケ<br><small>（''Boletus edulis''）</small> | ||
| − | |<small> | + | |<small>イグチ科ヤマドリタケ属。季節は7～9月。世界的に “ ポルチーニ ” の名で知られる価値の高い種だが、アイスランドでは全国的に採れるキノコの一種でしかない。</small> |
|- | |- | ||
|} | |} | ||
2024年3月6日 (水) 04:39時点における版
アイスランドのキノコ類（アイスランド語：Sveppir /日本語：きのこ）は、アイスランドに自生するキノコ類である。
野生キノコ類
イグチ目
| 画像 | 現地名 | 一般名（学名） | |
|---|---|---|---|
|
（Kúalubbi） （Birkisveppur） |
ヤマイグチ （Leccinium scabrum） |
イグチ科ヤマイグチ属。季節は7～10月。アイスランドで最も一般的なキノコ。マイルドな風味と芳香がある。主にシラカンバ、ヒメカンバ、ヘザー湿原で発生する。 |
|
（Smálubba） |
なし （Leccinum rotundifoliae） |
イグチ科ヤマイグチ属。季節は8～9月。主にメルラッカスレッタ（Melrakkaslétta）で収穫・乾燥され、地元とレイキャビークのレストランに販売される。 |
|
（Lerkisveppur） |
ハナイグチ （Suillus grevillei） |
イグチ科ヤマイグチ属。季節は7～9月。アイスランドでは美味なキノコとして最も好まれる。カラマツや特定の種の松に発生する。 |
|
（Rauðhetta） （Reyðilubbi） |
キンチャヤマイグチ （Leccinum versipelle） |
イグチ科ヤマイグチ属。季節は7～8月。低木の茂みやヘザー湿原で発生する。煮込みや加熱時間によって黒く変色する。さっと炒めた出来立てが一番美味とされる。 |
|
（Kóngsveppur） |
ヤマドリタケ （Boletus edulis） |
イグチ科ヤマドリタケ属。季節は7～9月。世界的に “ ポルチーニ ” の名で知られる価値の高い種だが、アイスランドでは全国的に採れるキノコの一種でしかない。 |
アンズタケ目
| 画像 | 現地名 | 一般名（学名） | |
|---|---|---|---|
|
（Kantarella） |
アンズタケ （Cantharellus cibarius） |
アンズタケ科アンズタケ属。人気の高い種で “ 干しアンズ ” のような香りがある。乾燥させて長期保存が可能。 |
※アイスランドでは西部フィヨルド、西アイスランド、中央ノースランドなどの限られた地域のみに発生する。
ギャラリー
- ステイクテル・スヴェップ：キノコ炒め。採れたてをさっと加熱するシンプルな料理。風味付けはバターやニンニクが一般的。天然キノコの香りを味わう季節限定の旬の味覚。
- マリネラジル・スヴェップ：キノコのマリネ。伝統的な料理の一つでパーティーやビュッフェでは定番。
- ステイクテル・スヴェップ：キノコのスープ。クリーム仕立てが定番。
ステイクテル・スヴェップ
（Steiktir Sveppir）
マリネラジル・スヴェップ
（Marineraðir Sveppir）
スヴェップスーパ
（Sveppasúpa）
