「昔カレー」の版間の差分
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これが「父の詫び状」のタイトルで単行本にまとめられ、活字の世界でも、めきめきと頭角をあらわすこととなる。 | これが「父の詫び状」のタイトルで単行本にまとめられ、活字の世界でも、めきめきと頭角をあらわすこととなる。 | ||
2022年6月8日 (水) 02:21時点における版
昔カレー(むかしかれー)は、テレビドラマ脚本家、エッセイスト、小説家の向田 邦子(むこうだ くにこ:1929年・昭和4年11月28日 - 1981年・昭和56年8月22日)のエッセイに登場するカレーライスである。
昔カレー
「昔カレー」は、初め「東山三十六峰 静かに食べたライスカレー」のタイトルで「銀座百点」昭和51年4月号に掲載された。 向田邦子はこの年からタウン誌の草分けである「銀座百点」にエッセイの連載を開始。 これが「父の詫び状」のタイトルで単行本にまとめられ、活字の世界でも、めきめきと頭角をあらわすこととなる。
カレーライスとライスカレー
向田邦子はカレーライスとライスカレーを次のように語っている。
カレーライスとライスカレーの区別は何だろう。
カレーとライスが別の容器で出てくるのがカレーライス。
ごはんの上にかけてあるのがライスカレーだという説があるが、私は違う。
金を払って、おもてで食べるのがカレーライス。
自分の家で食べるのがライスカレーである。
厳密にいえば、子供の日に食べた、母の作ったうどん粉のいっぱい入ったのが、ライスカレーなのだ。
『父の詫び状』
関連項目
参考文献
- 『銀座百点』:1976年(昭和51年)4月号~
- 『父の詫び状』:1978年(昭和53年)10月刊行