「メンチ・ボール(挽肉の燒物)」の版間の差分
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2022年5月8日 (日) 03:40時点における最新版
メンチ・ボール(めんちぼーる)は、昭和12年(1937年)に香蘭社から発行された『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』に掲載された料理である。
材料(五人前)
- 挽肉牛に限る:百五十匁
- 玉葱:一個
- 鷄卵:二個
- 片栗粉:少々
- ドビグラス
- ヘット
- 靑豆:少々
- 塩
- 胡椒
拵へ方
先づ挽肉に玉葱をミジン切としたるを混ぜ、片栗粉少々を加へ、鷄卵二個を割入れ、鹽、胡椒を振りてよく、練り合せます、斯くして一人分一個宛の割合に饅頭形を作ります。
出來たるものは、フライパンにヘットを敷き(多少多く)、作り置きたる肉饅頭を一側に入れ、蓋をして油燒とします、二三度裏返して充分燒けたならば、皿に盛りドビグラスに少々鹽味をつけ一寸溫めて料理の上よりかけ、グリンピースを少し宛載せ、パセリをツマに挟んで、フォーク丈けつけて供します。
此場合余りにヘット少なきと焦つく故ヒタ/\とする程度に油を入れること。
『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』西洋料理の部(二九)
参考文献
- 『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』:昭和十二年・香蘭社