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== 時代背景 ==
 
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=== 昭和19年1月(1944年) ===
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=== 昭和19年1月 ===
 
*日本放送協会、「前線へ送る夕」の放送を開始(7日)
 
*日本放送協会、「前線へ送る夕」の放送を開始(7日)
 
*緊急学徒勤労動員方策要綱を閣議決定(8日)
 
*緊急学徒勤労動員方策要綱を閣議決定(8日)
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*内務省、東京、名古屋に(改正防空法による)初の疎開命令(指定区域内の建築物の強制取壊し)(26日)
 
*内務省、東京、名古屋に(改正防空法による)初の疎開命令(指定区域内の建築物の強制取壊し)(26日)
  
=== 昭和19年2月(1944年) ===
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=== 昭和19年2月 ===
 
*食糧増産隊要綱発表(5日)
 
*食糧増産隊要綱発表(5日)
 
*運輸通信省、疎開貨物の鉄道特別扱いと運賃を発表(5日)
 
*運輸通信省、疎開貨物の鉄道特別扱いと運賃を発表(5日)
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*決戦非常措置要綱を閣議決定(3月1日から実施)(25日)
 
*決戦非常措置要綱を閣議決定(3月1日から実施)(25日)
  
=== 昭和19年3月(1944年) ===
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=== 昭和19年3月 ===
 
*決戦非常措置要綱により、東京歌舞伎座、東京劇場、大阪歌舞伎座、京都南座など19劇場を休場(1日)
 
*決戦非常措置要綱により、東京歌舞伎座、東京劇場、大阪歌舞伎座、京都南座など19劇場を休場(1日)
 
*決戦非常措置要綱に基づき国民学校学童給食、空地利用、疎開促進の3要綱を閣議決定(3日)
 
*決戦非常措置要綱に基づき国民学校学童給食、空地利用、疎開促進の3要綱を閣議決定(3日)
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*松竹少女歌劇団解散し、女子挺身隊を結成(31日)
 
*松竹少女歌劇団解散し、女子挺身隊を結成(31日)
  
=== 昭和19年4月(1944年) ===
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=== 昭和19年4月 ===
 
*6大都市の国民学校学童(対象200万人)に1食7勺の給食を開始(1日)
 
*6大都市の国民学校学童(対象200万人)に1食7勺の給食を開始(1日)
 
*運輸通信省、1等車、寝台車、食堂車を全廃し、急行列車を削減(1日)
 
*運輸通信省、1等車、寝台車、食堂車を全廃し、急行列車を削減(1日)
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*東京都、幼稚園の休園を決定(19日)
 
*東京都、幼稚園の休園を決定(19日)
  
=== 昭和19年5月(1944年) ===
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=== 昭和19年5月 ===
 
*東京で国民酒場開店(毎日午後6時半開店、酒なら1合、ビールなら1本が1人の割当て)(5日)
 
*東京で国民酒場開店(毎日午後6時半開店、酒なら1合、ビールなら1本が1人の割当て)(5日)
 
*東京千駄木国民学校生徒による初の都立那須戦時疎開学園を開園(7日)
 
*東京千駄木国民学校生徒による初の都立那須戦時疎開学園を開園(7日)
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*文部省、学校工場化実施要綱を発表(16日)
 
*文部省、学校工場化実施要綱を発表(16日)
  
=== 昭和19年6月(1944年) ===
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=== 昭和19年6月 ===
 
*遊興飲食税に納税証紙、納税切符の使用実施(1日)
 
*遊興飲食税に納税証紙、納税切符の使用実施(1日)
 
*八幡、小倉、若松など北九州への空襲始まる(16日)
 
*八幡、小倉、若松など北九州への空襲始まる(16日)
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*学童疎開促進要綱を閣議決定(30日)
 
*学童疎開促進要綱を閣議決定(30日)
  
=== 昭和19年7月(1944年) ===
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=== 昭和19年7月 ===
 
*サイパン島の日本軍全滅(7日)
 
*サイパン島の日本軍全滅(7日)
 
*神戸、尼崎両市の建物疎開を指定(以後疎開指定都市続出)(10日)
 
*神戸、尼崎両市の建物疎開を指定(以後疎開指定都市続出)(10日)
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*小磯内閣成立(22日)
 
*小磯内閣成立(22日)
  
=== 昭和19年8月(1944年) ===
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=== 昭和19年8月 ===
 
*家庭用の砂糖の配給を停止(1日)
 
*家庭用の砂糖の配給を停止(1日)
 
*国民総武装を閣議決定(竹槍訓練など開始)(4日)
 
*国民総武装を閣議決定(竹槍訓練など開始)(4日)
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*6大都市で生鮮食品の価格引上げ実施(30日)
 
*6大都市で生鮮食品の価格引上げ実施(30日)
  
=== 昭和19年9月(1944年) ===
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=== 昭和19年9月 ===
 
*6大都市の国民学校学童の給食パンのみとなる(1日)
 
*6大都市の国民学校学童の給食パンのみとなる(1日)
 
*堆肥、薪炭の増産供出に報奨金制の実施を閣議決定(19日)
 
*堆肥、薪炭の増産供出に報奨金制の実施を閣議決定(19日)
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*大日本戦時宗教報国会を結成(30日)
 
*大日本戦時宗教報国会を結成(30日)
  
=== 昭和19年10月(1944年) ===
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=== 昭和19年10月 ===
 
*新しいたばこ、両切りの「朝日」、きざみ「みのり」を発売(9日)
 
*新しいたばこ、両切りの「朝日」、きざみ「みのり」を発売(9日)
 
*軍需省、白金の強制買上げを開始(15日)
 
*軍需省、白金の強制買上げを開始(15日)
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*5銭、10銭の小額紙幣を発行(25日)
 
*5銭、10銭の小額紙幣を発行(25日)
  
=== 昭和19年11月(1944年1) ===
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=== 昭和19年11月 ===
 
*たばこ、隣組配給を実施(男子1日6本)(1日)
 
*たばこ、隣組配給を実施(男子1日6本)(1日)
 
*大日本青少年団、各地でどんぐりの採集を開始(1日)
 
*大日本青少年団、各地でどんぐりの採集を開始(1日)
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*東京都、火薬の原料として古綿の回収を開始(27日)
 
*東京都、火薬の原料として古綿の回収を開始(27日)
  
=== 昭和19年12月(1944年) ===
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=== 昭和19年12月 ===
 
*東南海地震(7日)
 
*東南海地震(7日)
 
*敵機と味方機の爆音の識別訓練のため、B29の爆音を録音放送(21日)
 
*敵機と味方機の爆音の識別訓練のため、B29の爆音を録音放送(21日)

2022年4月30日 (土) 18:24時点における版

時代背景

昭和19年1月

  • 日本放送協会、「前線へ送る夕」の放送を開始(7日)
  • 緊急学徒勤労動員方策要綱を閣議決定(8日)
  • 防空法施行令実施(9日)
  • 女子挺身隊結成(14~25歳までの未婚女性を軍需工場などに動員)(19日)
  • スイカ、メロンなどの不急作物の作付けを禁止(24日)
  • 内務省、東京、名古屋に(改正防空法による)初の疎開命令(指定区域内の建築物の強制取壊し)(26日)

昭和19年2月

  • 食糧増産隊要綱発表(5日)
  • 運輸通信省、疎開貨物の鉄道特別扱いと運賃を発表(5日)
  • 横浜、川崎に防空地帯を指定(8日)
  • 警視庁、屋台の引き売りを禁止(10日)
  • 東京都、ビヤホール、百貨店、大喫茶店などを利用して雑炊食堂を開設(中旬)
  • 雑誌の統合整理で、総合雑誌は「中央公論」「現代」「公論」の3誌のみ(17日)
  • 文部省、食糧増産に学徒500万人の動員を決定(25日)
  • 決戦非常措置要綱を閣議決定(3月1日から実施)(25日)

昭和19年3月

  • 決戦非常措置要綱により、東京歌舞伎座、東京劇場、大阪歌舞伎座、京都南座など19劇場を休場(1日)
  • 決戦非常措置要綱に基づき国民学校学童給食、空地利用、疎開促進の3要綱を閣議決定(3日)
  • 警視庁、高級料理店850店、待合芸妓屋4,300店、バー・酒店2,000店を閉鎖(5日)
  • 全国の新聞、夕刊を廃止(6日)
  • 日本軍、インパール作戦を開始(8日)
  • 東京都、空地利用総合本部を設置(10日)
  • 松竹少女歌劇団解散し、女子挺身隊を結成(31日)

昭和19年4月

  • 6大都市の国民学校学童(対象200万人)に1食7勺の給食を開始(1日)
  • 運輸通信省、1等車、寝台車、食堂車を全廃し、急行列車を削減(1日)
  • 演劇興行時間は2時間半、映画は1時間40分に制限(1日)
  • 防空総本部、京浜地域人員疎開の措置要綱を決定(10日)
  • 防空総本部、都市居住者に身許票の携帯を通達(14日)
  • 東京都、第3次建物疎開の細目を決定(17日)
  • 東京都、幼稚園の休園を決定(19日)

昭和19年5月

  • 東京で国民酒場開店(毎日午後6時半開店、酒なら1合、ビールなら1本が1人の割当て)(5日)
  • 東京千駄木国民学校生徒による初の都立那須戦時疎開学園を開園(7日)
  • 大陸打通作戦開始(9日)
  • 名古屋鉄道局に初の女車掌登場(10日)
  • 文部省、学校工場化実施要綱を発表(16日)

昭和19年6月

  • 遊興飲食税に納税証紙、納税切符の使用実施(1日)
  • 八幡、小倉、若松など北九州への空襲始まる(16日)
  • 紙の払底緩和のため、新刊雑誌の購入に古雑誌などとの交換販売を実施(21日)
  • 学童疎開促進要綱を閣議決定(30日)

昭和19年7月

  • サイパン島の日本軍全滅(7日)
  • 神戸、尼崎両市の建物疎開を指定(以後疎開指定都市続出)(10日)
  • 中央公論、改造に廃刊命令(10日)
  • 東条英機内閣総辞職(18日)
  • 文部省、学童集団疎開の範囲を東京のほか12都市に拡大(20日)
  • 小磯内閣成立(22日)

昭和19年8月

  • 家庭用の砂糖の配給を停止(1日)
  • 国民総武装を閣議決定(竹槍訓練など開始)(4日)
  • 軍需省、ダイヤモンドの買上げを開始(15日)
  • 東京、大阪で防空備蓄米5日分の特別配給を決定(15日)
  • 学徒勤労令、女子挺身勤労令を公布(23日)
  • 大阪、堺に建物疎開を実施(24日)
  • 各官庁、第1・第3日曜日の出勤を決定(28日)
  • 重要工場に疎開命令(29日)
  • 6大都市で生鮮食品の価格引上げ実施(30日)

昭和19年9月

  • 6大都市の国民学校学童の給食パンのみとなる(1日)
  • 堆肥、薪炭の増産供出に報奨金制の実施を閣議決定(19日)
  • 運輸通信省、大都市への野菜出荷促進のため、野菜運賃7割引きを実施(22日)
  • 農商省、甘藷の買入れ目標達成のため先買い制を実施(27日)
  • 大日本戦時宗教報国会を結成(30日)

昭和19年10月

  • 新しいたばこ、両切りの「朝日」、きざみ「みのり」を発売(9日)
  • 軍需省、白金の強制買上げを開始(15日)
  • 神風特別攻撃隊を編成(19日)
  • 米軍、レイテ島に上陸開始(20日)
  • 農商省、ガソリンの代用品としての松根油緊急増産対策措置要綱を決定(23日)
  • 5銭、10銭の小額紙幣を発行(25日)

昭和19年11月

  • たばこ、隣組配給を実施(男子1日6本)(1日)
  • 大日本青少年団、各地でどんぐりの採集を開始(1日)
  • 新聞を週14ページに削減(2日)
  • 老幼者、妊婦等の疎開実施要綱を閣議決定(7日)
  • 日本野球報国会、プロ野球の休止を声明(13日)
  • 6市(横浜、川崎、横須賀、四日市、広島、呉)建物疎開を実施(18日)
  • 紫蘇糖、隣組を通じて推選配給(20日)
  • B29初めて東京空襲(24日)
  • 雑炊食堂に代って、都内13ヵ所に都民食堂が登場(25日)
  • 東京都、火薬の原料として古綿の回収を開始(27日)

昭和19年12月

  • 東南海地震(7日)
  • 敵機と味方機の爆音の識別訓練のため、B29の爆音を録音放送(21日)