「小蕪のトマト煮(婦人倶楽部)」の版間の差分
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2022年4月19日 (火) 21:48時点における版
小蕪のトマト煮(つきみとまと)は、昭和14年(1939年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』8月号の附録「家庭向夏の西洋料理」に掲載された料理である。
材料(五人前)
小蕪をトマトケチャップで煮た夏向のお惣菜です。
- 小蕪:一把
- 鶏肉:五十匁(一八七瓦)
- トマトケチャップ(作り方は巻末参照)
- 塩
- 胡椒
- バター
拵え方
(1)小蕪はよく洗って、茎一寸五六分(四・五糎位)をつけて切り、大きいのは六つ、小さいのは四つ位に縦に割り、これを熱湯に入れ、火が通る程度に茹で、鶏肉は一口に食べられる位の大きさに切ります。
(2)フライ鍋を火にかけバターを煮溶かし、(1)の小蕪と(2)の鶏肉を入れて手早く炒め、塩、胡椒で味をつけ、トマトケチャプをふりかけ、更によく混ぜ合せて火からおろし、皿に盛って熱いうちにすすめます。
備考
鶏肉の代りに豚肉、多向きは鯨肉を用いても美味しく出来ます。
監修
- 辻徳光
『婦人倶楽部』・附録「夏のお惣菜向一品西洋料理」馬鈴薯・甘藷・蕪のお料理
参考文献
- 『婦人倶楽部』:昭和十四年八月號・附録「夏のお惣菜向一品西洋料理」馬鈴薯・甘藷・蕪のお料理