「淺蜊と葱の落し揚」の版間の差分

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浅蜊は笊に入れてよく振洗いし、すっかり水気をきっておき、葱は小口から刻みます。
  
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ころもは、六勺ほどの水に小麦粉をコップ一杯くらい篩い込み、塩を一つまみほど加えて、練らないようにさっくりと混ぜます。
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この中に剥身と葱を入れて、さっとかき廻し、煮立った油の中へ、匙で一掬いづつ落して揚げます。
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この揚げたてに、白菜かキャベツのせん切を軽く塩揉みしてつけ合せ、味はソースかトマトケチャップなり、醤油なり好みのものになさいませ。
 
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2022年4月16日 (土) 00:45時点における版

淺蜊と葱の落し揚

淺蜊と葱の落し揚(あさりとねぎのおとしあげ)は、昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。

材料(五人前)

  • 淺蜊の剥身:コップ二杯
  • 葱:二三本

作り方

浅蜊は笊に入れてよく振洗いし、すっかり水気をきっておき、葱は小口から刻みます。

ころもは、六勺ほどの水に小麦粉をコップ一杯くらい篩い込み、塩を一つまみほど加えて、練らないようにさっくりと混ぜます。 この中に剥身と葱を入れて、さっとかき廻し、煮立った油の中へ、匙で一掬いづつ落して揚げます。

この揚げたてに、白菜かキャベツのせん切を軽く塩揉みしてつけ合せ、味はソースかトマトケチャップなり、醤油なり好みのものになさいませ。

『惣菜料理全書』十一月(魚料理)

参考文献

  • 『惣菜料理全書』:昭和17年10月18日 第3刷 主婦之友社