「𩵔魚油燒トマト餡」の版間の差分
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明治時代の兵庫県明石の漁村では「𩵔」は食用海水魚のイサキを指す。 | 明治時代の兵庫県明石の漁村では「𩵔」は食用海水魚のイサキを指す。 | ||
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== 参考文献 == | == 参考文献 == |
2022年4月12日 (火) 17:01時点における版
𩵔魚油燒トマト餡(はゑあぶらやきとまとあん)は、 大正11年(1922年)に石塚松雲堂から発行された『新しき研究 和洋料理の仕方』に掲載された料理である。
材料(六人前)
- 𩵔魚:三尾
- バター:大匙山一杯
- トマトソース:五勺
- 塩:少々
- 片栗粉:少々
- 鰹煮出汁:一合
- 胡麻油
- 胡椒
作り方
『新しき研究 和洋料理の仕方』いろは献立集(いの部)
補足
※𩵔魚(はゑ)「ハエ」または「ハヨ」は、ウグイ、アブラハヤ、タカハヤ、オイカワ、ヌマムツ、カワムツなどの中型で細長い体型をもつコイ科の食用淡水魚の総称である。 明治時代の兵庫県明石の漁村では「𩵔」は食用海水魚のイサキを指す。 本書ではイサキ料理も載っており、その場合は𩵔魚(いさき)と振り仮名があり、本料理は𩵔魚(はゑ)となっていることから淡水魚の「ハエ」を指していると思われる。
参考文献
- 『新しき研究 和洋料理の仕方』:大正11年1月・石塚松雲堂