「サルチャ」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
16行目: | 16行目: | ||
鍋の蓋を閉め、トマトを7〜8時間放置する。<br> | 鍋の蓋を閉め、トマトを7〜8時間放置する。<br> | ||
次に、トマトをシノア(裏ごしに使用する調理器具)などを使って皮と種を取り除く。<br> | 次に、トマトをシノア(裏ごしに使用する調理器具)などを使って皮と種を取り除く。<br> | ||
− | + | さらに、酸っぱくなるのを防ぐために、鍋の底に残っている液体を細かい布、またはチーズクロス(ガーゼ)を使って濾す。<br> | |
これらの工程の後、液体が吸収されるまで、トマトから残っているピューレが弱火で沸騰するのを待つ。<br> | これらの工程の後、液体が吸収されるまで、トマトから残っているピューレが弱火で沸騰するのを待つ。<br> | ||
沸騰したらオリーブオイルを加える。<br> | 沸騰したらオリーブオイルを加える。<br> |
2021年6月14日 (月) 02:15時点における版
サルチャ(トルコ: Salça)はトルコ料理で一般的に使われる調味料。
トルコ産の野菜、特にトマトや赤唐辛子と塩から作られ、それらを乾燥させて水分を除去した濃厚で深紅色をしたペースト状の塩蔵調味料である。
保存食として夏はペースト状、冬は野菜たっぷりで作られる。
伝
統的なサルチャの製法は、清潔な戸外で太陽の下で天日乾燥して作られる。
今日、缶詰や瓶詰として販売されているサルチャは、一般的にオーブンなどで機械乾燥させて製造されている。
濃厚で塩辛いサルチャを希釈してトマトジュースにすることも可能である。
自家製サルチャ
トマトをよく洗い、フードプロセッサー、または包丁で刻む。
刻んだトマトを鍋に入れ、沸騰させる。
鍋に岩塩を注ぎ、トマト全体に馴染ませる。
鍋の蓋を閉め、トマトを7〜8時間放置する。
次に、トマトをシノア(裏ごしに使用する調理器具)などを使って皮と種を取り除く。
さらに、酸っぱくなるのを防ぐために、鍋の底に残っている液体を細かい布、またはチーズクロス(ガーゼ)を使って濾す。
これらの工程の後、液体が吸収されるまで、トマトから残っているピューレが弱火で沸騰するのを待つ。
沸騰したらオリーブオイルを加える。
鍋に焦げ付かないように時々かき混ぜる。
混ぜるスパチュラ(ヘラ)は金属製のものは味を損ねるので木製のものが好ましい。
水分を吸収して粘り気のあるペーストを熱いうちに瓶に入れ、しっかりと口を閉じて逆さまにして、そのまま一晩おく。
使い始めたら、オリーブオイルを加えて上面をオイルでシーリングし、冷蔵庫に入れてることで、より長持ちさせることが可能である。