「ロブスター・サラダ」の版間の差分

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2022年3月30日 (水) 21:57時点における版

ロブスターサラダ

ロブスターサラダ(Lobster Salad)は、大日本帝国海軍の帝國海軍社出版部より1918年(大正7年)1月に発行・配布された『海軍五等主厨厨業教科書』に記載されている料理である。

材料

ロブスターサラダ

  • 伊勢海老
  • トマト
  • 玉葱
  • 胡瓜
  • サラダ

※サラダと表記されているがレタスやサラダ菜の類と思われる。

マヨネーズソース

  • 卵の黄身:2個
  • オレフ油(オリーブオイル):1合
  • 西洋酢:食卓匙1杯
  • 食塩:少々
  • 西洋辛子:茶匙1杯

作り方

ロブスターサラダ

  1. 伊勢海老を茹でて殻をむき、三枚ぐらいに縦に割る。
  2. トマトは一寸熱湯に漬けて皮を剥き、輪切りにする。
  3. 玉葱は皮をむいて薄く輪切りにして酢に漬け置く。
  4. 胡瓜は一寸ぐらいの厚さに小口に切る。
  5. サラダは葉をよく洗う。
  6. 先にサラダを皿に盛り、その上に玉葱、その上にトマト、胡瓜と海老を順序よく綺麗に盛り、傍にマヨネーズソースを添えて提供する。
『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(四)

マヨネーズソース

  1. 卵の黄身を瀬戸物あるいは瀬戸引器に入れ、西洋辛子および食塩を少量を加えて泡だて器にて撹拌し、オレフ油を5、6滴加えて撹拌を続ける。
  2. 硬くなってきたら西洋酢をオレフ油と同様に加え、かき回し、十分に混合させる。
  3. 然る時は極滑らかなる糊の如きにものとなる。 これ即ち「マヨネーズソース」なり。

このソースは冷製の魚料理に添えたり、または野菜類を混和せしめ、あるいは料理の付け合わせにする。

『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(一・附)