「トマトソース」の版間の差分
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− | <p>トマトソースについて最初に記述したのは、スペイン王国から新スペインに渡ったフランシスコ会の修道士ベルナルディーノ・デ・サハグンで、テノチティトラン(現在のメキシコシティ)の市場で売られていた調理済みのソースについて記している。</p> | + | <p>*トマトソースについて最初に記述したのは、スペイン王国から新スペインに渡ったフランシスコ会の修道士ベルナルディーノ・デ・サハグンで、テノチティトラン(現在のメキシコシティ)の市場で売られていた調理済みのソースについて記している。</p> |
− | <p>イタリアで最初にトマトソースを掲載した料理本『Lo Scalco alla Moderna』は、イタリア人シェフの[[アントニオ・ラティーニ]]が執筆し、1692年と1694年に2巻に分けて出版された。</p> | + | <p>*イタリアで最初にトマトソースを掲載した料理本『Lo Scalco alla Moderna』は、イタリア人シェフの[[アントニオ・ラティーニ]]が執筆し、1692年と1694年に2巻に分けて出版された。</p> |
− | <p>パスタにトマトソースを使うのは、1790年にローマの料理人フランチェスコ・レオナルディが書いたイタリアの料理本『L'Apicio moderno』で初めて登場した。</p> | + | <p>*パスタにトマトソースを使うのは、1790年にローマの料理人フランチェスコ・レオナルディが書いたイタリアの料理本『L'Apicio moderno』で初めて登場した。</p> |
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2021年7月12日 (月) 23:43時点における版
トマトソース(ナポリタンソース、スペイン語でサルサ・ロハ、イタリア語でサルサ・ディ・ポモドーロとも呼ばれる)は、トマトを主原料とした様々なソースを指し、通常は調味料としてではなく、料理の一部として提供される。
トマトソースは肉や野菜によく使われるが、メキシコ料理のサルサやパスタのソースとしてよく知られている。
トマトは豊かな風味を持ち、水分が多く、果肉が柔らかく煮崩れしやすく、加熱するととろみが出る(ルウなどの増粘剤を使わなくてもよい)性質を持っている。
これらの性質は、シンプルで魅力的なソースに適している。
イギリス、インド、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどの国では、ケチャップに似た調味料をトマトソースと呼んでいる。
これらの国の中には、両方の用語を使っているところもある。
歴史
*トマトソースについて最初に記述したのは、スペイン王国から新スペインに渡ったフランシスコ会の修道士ベルナルディーノ・デ・サハグンで、テノチティトラン(現在のメキシコシティ)の市場で売られていた調理済みのソースについて記している。
*イタリアで最初にトマトソースを掲載した料理本『Lo Scalco alla Moderna』は、イタリア人シェフのアントニオ・ラティーニが執筆し、1692年と1694年に2巻に分けて出版された。
*パスタにトマトソースを使うのは、1790年にローマの料理人フランチェスコ・レオナルディが書いたイタリアの料理本『L'Apicio moderno』で初めて登場した。