「慈姑のお團子」の版間の差分

提供: Tomatopedia
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
10行目: 10行目:
  
 
== 拵へ方 ==
 
== 拵へ方 ==
[[File:Supplement to Fujin Club Sep 1933 - How to Kuwai no Odango.png|thumb|right|150px|揚げ方]]
+
[[File:Supplement to Fujin Club Sep 1933 - How to Kuwai no Odango.png|thumb|right|160px|揚げ方]]
 
(1)慈姑の皮をむいて、丸のまゝ水にさらしますが、慈姑のあくで水が少しにごる位まで浸けましたら、新しい水ですゝいで笊にあげ、卸し金で丼の中に擂り卸します。
 
(1)慈姑の皮をむいて、丸のまゝ水にさらしますが、慈姑のあくで水が少しにごる位まで浸けましたら、新しい水ですゝいで笊にあげ、卸し金で丼の中に擂り卸します。
  
18行目: 18行目:
  
 
== 監修 ==
 
== 監修 ==
*高木とみ子
+
*料理研究家:高木とみ子
 +
 
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==
 
*『婦人倶楽部』:昭和八年九月號・附録「誰にも簡単に出来る家庭西洋料理全集」附・食事作法・食品常識・お正月用語辭典
 
*『婦人倶楽部』:昭和八年九月號・附録「誰にも簡単に出来る家庭西洋料理全集」附・食事作法・食品常識・お正月用語辭典

2022年5月11日 (水) 18:07時点における最新版

慈姑のお團子

慈姑のお團子(くわゐのおだんご)は、昭和8年(1933年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』9月号の附録「誰にでも簡單に出来る家庭西洋料理全集」に掲載された料理である。

料理紹介

風變りな慈姑のお團子の揚げもので、トマトケチャップを添へてすゝめますと、大變に美味しくて喜ばれるものです。

材料(五人前)

慈姑大七個、メリケン粉大匙三杯、ベーキングパウダー小匙一杯、鹽、胡椒。

拵へ方

揚げ方

(1)慈姑の皮をむいて、丸のまゝ水にさらしますが、慈姑のあくで水が少しにごる位まで浸けましたら、新しい水ですゝいで笊にあげ、卸し金で丼の中に擂り卸します。

(2)メリケン粉に、ベーキングパウダーを混ぜますが、重曹を代用しても結構です。

(3)粉をすり身の中に入れ、輕く箸で混ぜ合せ、鹽と胡椒で味をつけ、煮立つ油の中にスプーンで少しづつおとしながら揚げ、紙にとって油をきり、トマトケチャップをかけて頂きます。

監修

  • 料理研究家:高木とみ子

参考文献

  • 『婦人倶楽部』:昭和八年九月號・附録「誰にも簡単に出来る家庭西洋料理全集」附・食事作法・食品常識・お正月用語辭典