「ポーク・チャップ(豚肉の料理)」の版間の差分
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+ | 先づ豚肉は三拾匁位の大きさに切り、縮まぬ様に十分刃を入れ、鹽、胡椒を振り置く。 | ||
+ | 別にフライパンにヘットを敷き、よく油を煮立てたる中に、豚肉の塩、胡椒を振りたる面を下にして、油にて燒つけます、約一分間にして一度裏返し、尚一分間位燒き、再び裏返して、直様セリ酒を少々入れ、肉に磨込む様にして燒つけ、直に皿に面の黒き方を上向として盛り、ドビグラスを少々溫めて塩味をつけたるをかけてツマには、ジャガ芋茹たもの輪切三四個、パセリ、サラドの二葉位をつけ、ナイフフォークを添へて供します。 | ||
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2022年5月8日 (日) 02:50時点における最新版
ポーク・チャップ(ぽーくちゃっぷ:とんにくりょうり)は、昭和12年(1937年)に香蘭社から発行された『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』に掲載された料理である。
材料(五人前)
- 豚肉腰肉:百五十匁
- 鹽
- 胡椒
- ドビグラス
- ヘット
- セリ酒
拵へ方
先づ豚肉は三拾匁位の大きさに切り、縮まぬ様に十分刃を入れ、鹽、胡椒を振り置く。
別にフライパンにヘットを敷き、よく油を煮立てたる中に、豚肉の塩、胡椒を振りたる面を下にして、油にて燒つけます、約一分間にして一度裏返し、尚一分間位燒き、再び裏返して、直様セリ酒を少々入れ、肉に磨込む様にして燒つけ、直に皿に面の黒き方を上向として盛り、ドビグラスを少々溫めて塩味をつけたるをかけてツマには、ジャガ芋茹たもの輪切三四個、パセリ、サラドの二葉位をつけ、ナイフフォークを添へて供します。
『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』西洋料理の部(二六)
参考文献
- 『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』:昭和十二年・香蘭社