「トマトソース(戦時中)」の版間の差分
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トマト、大根菜(靑菜なら何でもよい)、にら(なくてもよい)、調味料はごく少量ずつ、小麦粉で糊を作り少しの油、塩胡椒、醤油などで味を調えたところへ野菜類を全部刻み込む。 | トマト、大根菜(靑菜なら何でもよい)、にら(なくてもよい)、調味料はごく少量ずつ、小麦粉で糊を作り少しの油、塩胡椒、醤油などで味を調えたところへ野菜類を全部刻み込む。 | ||
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+ | 小麦粉、もしくは生大豆粉や食用粉(一体何の粉だ)でとろっとした糊を作って冷まし、塩を入れ酢一に油十の割合に加えてよく掻き混ぜる。溶き芥子を入れるとなおよい。 | ||
+ | 玉子も油も使わぬ方法は馬鈴薯か甘藷を煮て突きつぶし、塩、胡椒を振掛け酢でどろっと伸ばす。 | ||
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+ | *『主婦之友』:昭和十九年七月號・特輯「戰ふ食生活」(夏野萊の完全利用) | ||
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2022年5月14日 (土) 17:26時点における最新版
トマトソース(とまとそーす)は、戦時中の昭和20年(1945年)に婦人雑誌『主婦之友』7月号「戰ふ食生活」に掲載されたソースである。 当時の時代背景から食材と調味料の大幅な倹約が垣間見られる。
冒頭説明
五人家族で配給されたお魚がたった一切。 どうにも工夫の余地がないと匙を投げる前に調味料に活用することを考えてみましょう。
潰し魚のソース
魚少々、沢庵、大根菜など。
魚は蒸して潰し、みじんに刻んだ材料と一緒に代用マヨネーズに混ぜ込む。
『主婦之友』昭和19年
トマトソース
トマト、大根菜(靑菜なら何でもよい)、にら(なくてもよい)、調味料はごく少量ずつ、小麦粉で糊を作り少しの油、塩胡椒、醤油などで味を調えたところへ野菜類を全部刻み込む。
『主婦之友』昭和19年7月號
玉子を使わぬマヨネーズ
小麦粉、もしくは生大豆粉や食用粉(一体何の粉だ)でとろっとした糊を作って冷まし、塩を入れ酢一に油十の割合に加えてよく掻き混ぜる。溶き芥子を入れるとなおよい。
玉子も油も使わぬ方法は馬鈴薯か甘藷を煮て突きつぶし、塩、胡椒を振掛け酢でどろっと伸ばす。
『主婦之友』昭和20年
関連項目
参考文献
- 『主婦之友』:昭和十九年七月號・特輯「戰ふ食生活」(夏野萊の完全利用)