「小蕪のラグー」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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小蕪を美味しい赤ソースで煮込んだ仏蘭西風の家庭料理で、夏でも美味しく戴けます。
  
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== 材料(五人前) ==
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小蕪二十個、トマトピュレ(裏漉したトマト、瓶詰で結構)大匙五杯、メリケン粉大匙三杯、バター(又はサラダ油)、塩、胡椒、味の素、煮出汁、パセリの微塵切。
  
== 材料(五人前) ==
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== 拵え方 ==
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(1)蕪は薄く皮を剥いてから薄い塩水に十分間ほど漬け、水から出して鍋に入れ、煮出汁を被る位に加え淡く塩味だけをつけて落蓋をし、火にかけて一度煮立ったら弱火にして、軟くなるまで煮込みます。
  
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(2)別にサラダ油大匙二杯半を熱し、メリケン粉を加えて狐色に炒り焦し、次にトマトピュレを少しづつ加えながら味噌のように練ります。
  
== 拵え方 ==
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(3)それから蕪を一旦煮汁から掬いあげておき、その煮汁(2)の材料に少しづつ加え乍らトロリと延し、塩小匙二杯、胡椒小匙半分{{Font color||#FFE6E6|・・・欠・・・}}らいます。
  
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=== 注意 ===
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蕪はなるべく小さいものを選び、もし大きかったら二割又は四割とします。
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トマトピュレをのばす時、蕪の煮汁が足りなかったら、水を加えて一合五勺位にしておきます。
  
 
== 監修 ==
 
== 監修 ==

2022年4月23日 (土) 10:08時点における最新版

小蕪のラグー

小蕪のラグー(こかぶのらぐー)は、昭和10年(1933年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「家庭向夏の西洋料理」に掲載された料理である。

概要

小蕪を美味しい赤ソースで煮込んだ仏蘭西風の家庭料理で、夏でも美味しく戴けます。

材料(五人前)

小蕪二十個、トマトピュレ(裏漉したトマト、瓶詰で結構)大匙五杯、メリケン粉大匙三杯、バター(又はサラダ油)、塩、胡椒、味の素、煮出汁、パセリの微塵切。

拵え方

(1)蕪は薄く皮を剥いてから薄い塩水に十分間ほど漬け、水から出して鍋に入れ、煮出汁を被る位に加え淡く塩味だけをつけて落蓋をし、火にかけて一度煮立ったら弱火にして、軟くなるまで煮込みます。

(2)別にサラダ油大匙二杯半を熱し、メリケン粉を加えて狐色に炒り焦し、次にトマトピュレを少しづつ加えながら味噌のように練ります。

(3)それから蕪を一旦煮汁から掬いあげておき、その煮汁(2)の材料に少しづつ加え乍らトロリと延し、塩小匙二杯、胡椒小匙半分・・・欠・・・らいます。

注意

蕪はなるべく小さいものを選び、もし大きかったら二割又は四割とします。 トマトピュレをのばす時、蕪の煮汁が足りなかったら、水を加えて一合五勺位にしておきます。

監修

  • 矢野恕氏夫人:矢野志都榮

参考文献

  • 『婦人倶楽部』:昭和十年六月號・附録「家庭向夏の西洋料理」蕪・大根のお料理