「牛肉のロールキャベツ」の版間の差分
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'''牛肉のロールキャベツ'''（ぎうにくのろーるきゃべつ）は、昭和10年（1933年）に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「家庭向夏の西洋料理」に掲載された料理である。 | '''牛肉のロールキャベツ'''（ぎうにくのろーるきゃべつ）は、昭和10年（1933年）に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「家庭向夏の西洋料理」に掲載された料理である。 | ||
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馬鈴薯の代りに御飯を使ったところが新工夫でそれだけ簡単でございます。（[[:File:Supplement to Fujin Club Sep 1933 - Gyuniku no Roll Cabbage.png|口絵九頁]]参照） | 馬鈴薯の代りに御飯を使ったところが新工夫でそれだけ簡単でございます。（[[:File:Supplement to Fujin Club Sep 1933 - Gyuniku no Roll Cabbage.png|口絵九頁]]参照） | ||
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牛挽肉五十匁、御飯、飯茶碗一杯半、玉葱微塵切大匙二杯、キャベツ五枚、塩、胡椒、味の素、砂糖、トマト百匁、メリケン粉。 | 牛挽肉五十匁、御飯、飯茶碗一杯半、玉葱微塵切大匙二杯、キャベツ五枚、塩、胡椒、味の素、砂糖、トマト百匁、メリケン粉。 | ||
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== 監修 == | == 監修 == | ||
*日本女子割烹専修學校長：河内捨松 | *日本女子割烹専修學校長：河内捨松 | ||
== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
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2022年4月23日 (土) 07:55時点における最新版
牛肉のロールキャベツ（ぎうにくのろーるきゃべつ）は、昭和10年（1933年）に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「家庭向夏の西洋料理」に掲載された料理である。
概要
馬鈴薯の代りに御飯を使ったところが新工夫でそれだけ簡単でございます。（口絵九頁参照）
材料（五人前）
牛挽肉五十匁、御飯、飯茶碗一杯半、玉葱微塵切大匙二杯、キャベツ五枚、塩、胡椒、味の素、砂糖、トマト百匁、メリケン粉。
拵え方
（1）挽肉と御飯と微塵切の玉葱とを一緒に混ぜ合せ、塩小匙一杯、胡椒味の素少々づつ入れてなおよく混ぜ、五等分しておきます。
（2）・・・欠・・・
（3）トマトは皮のまま微塵切・・・欠・・・ざっと煮て、裏漉にかけ、それに塩水匙二杯と砂糖大匙一杯と胡椒小匙一杯を加え、この汁の先のキャベツ巻の鍋に流し入れ、中落蓋をして中火にかけ約十五分間位煮ます。
（4）キャベツ巻を一つづつ皿に盛り、残った汁は強火で一合位に煮詰めてから、メリケン粉大匙平に一杯を三倍の水で溶いて加えてどろりとさせ、キャベツ巻の上からかけて侑めます。
注意
煮る時にキャベツ巻が汁の外に出て居るようでしたら、煮出汁を補ってよく被るようにして煮込み、煮汁の残りは強火で一合位に煮詰めてからメリケン粉を加えます。
監修
- 日本女子割烹専修學校長：河内捨松
参考文献
- 『婦人倶楽部』：昭和十年六月號・附録「家庭向夏の西洋料理」牛肉のお料理