「蛤のケチャップ燒」の版間の差分
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− | '''蛤のケチャップ燒''' | + | '''蛤のケチャップ燒'''(はまぐりのけちゃっぷやき)は、戦時中の昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『[[惣菜料理全書]]』に掲載された料理である。 |
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簡単にできて、若い人好みの焼蛤です。 | 簡単にできて、若い人好みの焼蛤です。 | ||
蛤はやはり大きいものを選び、淡い塩水に浸けて包丁か釘を入れて暫くおき、砂をよく吐かせます。 | 蛤はやはり大きいものを選び、淡い塩水に浸けて包丁か釘を入れて暫くおき、砂をよく吐かせます。 | ||
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これをフライ鍋に並べて蒸焼にすると、ケチャップの味が中まで沁みていって、それは美味しいのです。 | これをフライ鍋に並べて蒸焼にすると、ケチャップの味が中まで沁みていって、それは美味しいのです。 | ||
口絵写真一頁には、青い八つ手の葉を敷いて人数分を一しょに盛りました。 | 口絵写真一頁には、青い八つ手の葉を敷いて人数分を一しょに盛りました。 | ||
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2022年4月21日 (木) 07:48時点における最新版
蛤のケチャップ燒(はまぐりのけちゃっぷやき)は、戦時中の昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。
材料(五人前)
- 蛤:大二十個(殻のまま)
- トマトケチャップ:大匙十杯
- バター
作り方
簡単にできて、若い人好みの焼蛤です。 蛤はやはり大きいものを選び、淡い塩水に浸けて包丁か釘を入れて暫くおき、砂をよく吐かせます。
鍋にたっぷり湯を煮立てて沸騰したところへ蛤を入れ、口の開くのを度として笊に上げ、身をはなします。
冷めてから布巾で殻も身も水気を拭き去り、殻の内側にバターを塗って身を納め、トマトケチャップをかけて、また元通りに蓋をします。
これをフライ鍋に並べて蒸焼にすると、ケチャップの味が中まで沁みていって、それは美味しいのです。
口絵写真一頁には、青い八つ手の葉を敷いて人数分を一しょに盛りました。
『惣菜料理全書』三月(魚料理)
参考文献
- 『惣菜料理全書』:昭和十七年・主婦之友社編