「糸瓜の油煮」の版間の差分

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糸瓜は、以前と同様に茹でて後水気を充分斬り少量のバターにていためておきます。
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別鍋にバターを煮溶かせ米利堅粉を加え御飯杓子にて絶えず撹拌し乍らトマトソース及牛乳と煮出汁を静に入れとろりとなった頃、前の糸瓜を入れ手早く撹き混ぜ、塩と胡椒にて味加減し一つまみの味の素を加味して火よりおろし、器に體裁能く盛りて供します。
  
 
=== 注意と應用 ===
 
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牛乳を使用せぬ時は煮出汁のみを用うればよし。
 
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又煮出汁の代用にスープを用うるのも良いのであります。
 
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*『実用農村料理 新しき研究』:大正13年10月18日(蔬菜と果物の料理)
 
*『実用農村料理 新しき研究』:大正13年10月18日(蔬菜と果物の料理)
 
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2022年4月20日 (水) 10:59時点における最新版

糸瓜の油煮

糸瓜の油煮(へちまのあぶらに)は、国立栄養研究所の調理部長であった村井政善の大正13年(1924年)の著書『実用農村料理 新しき研究』の料理である。

材料

  • 糸瓜:五本
  • バター:中匙山一杯
  • 米利堅粉:大匙山二杯
  • 牛乳:一合五十匁
  • トマトソース:三勺
  • 煮出汁:三勺
  • 塩、胡椒:少々
  • 味の素

料理法

糸瓜は、以前と同様に茹でて後水気を充分斬り少量のバターにていためておきます。 別鍋にバターを煮溶かせ米利堅粉を加え御飯杓子にて絶えず撹拌し乍らトマトソース及牛乳と煮出汁を静に入れとろりとなった頃、前の糸瓜を入れ手早く撹き混ぜ、塩と胡椒にて味加減し一つまみの味の素を加味して火よりおろし、器に體裁能く盛りて供します。

注意と應用

牛乳を使用せぬ時は煮出汁のみを用うればよし。 又煮出汁の代用にスープを用うるのも良いのであります。

『実用農村料理 新しき研究』(蔬菜と果物の料理)

参考文献

  • 『実用農村料理 新しき研究』:大正13年10月18日(蔬菜と果物の料理)