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'''煎蛤'''(いりはまぐり)は、 大正11年(1922年)に石塚松雲堂から発行された『[[新しき研究 和洋料理の仕方]]』に掲載された料理である。 | '''煎蛤'''(いりはまぐり)は、 大正11年(1922年)に石塚松雲堂から発行された『[[新しき研究 和洋料理の仕方]]』に掲載された料理である。 | ||
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2022年4月20日 (水) 10:59時点における最新版
煎蛤(いりはまぐり)は、 大正11年(1922年)に石塚松雲堂から発行された『新しき研究 和洋料理の仕方』に掲載された料理である。
材料(六人前)
- 蛤:剥身中二十四個
- 胡麻油:大匙二杯
- トマトソース:五勺
- 鰹煮出汁:一合
- 片栗粉:中匙一杯
- 塩
- 砂糖:中匙に軽く一杯
- 粉山椒
作り方
蛤は冷水にて洗い笊に上げて水気を切っておき、次にトマトソースを鉢に入れ、片栗粉、鰹煮出汁、塩茶匙一杯、砂糖を加えよく撹拌しておき、フライ鍋の中に胡麻油を入れ火にかけ油のよく煮え立ちし頃蛤を入れ丁寧に煎り汁気のにつまったる頃拵え上げたるトマトソースを入れ杓子にて蛤の砕けぬ様撹き交ぜながら煎り上げ、器に盛り粉山椒を振りかけて進めます。
『新しき研究 和洋料理の仕方』いろは献立集(はの部)
参考文献
- 『新しき研究 和洋料理の仕方』:大正11年1月・石塚松雲堂