「ガランデン」の版間の差分

提供: Tomatopedia
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の10版が非表示)
13行目: 13行目:
 
#そして肉と骨が完全に離れたら、鶏肉の内部に少量のシェリー酒をふりかけておく。
 
#そして肉と骨が完全に離れたら、鶏肉の内部に少量のシェリー酒をふりかけておく。
 
#[[フーカデン]]の肉と同様のナマコ型の肉を作り、それを鶏肉で包み込んで、両端を閉じ、木綿糸で縫い合わせ、フーカデンと同じ蒸焼にする。
 
#[[フーカデン]]の肉と同様のナマコ型の肉を作り、それを鶏肉で包み込んで、両端を閉じ、木綿糸で縫い合わせ、フーカデンと同じ蒸焼にする。
#出来上がったら、一寸重壓をし、しかる後、縫い糸を抜き取り、小口に切り、サラダ、あるいはローストポテトを添えて提供する。
+
#出来上がったら、一寸重壓をし、しかる後、縫い糸を抜き取り、小口に切り、サラダ、あるいはローストポテトを添えて供卓す。
「[[フーカデン]]」、「ガランデン」共に「[[海軍式ドミグラスソース|ドミグラスソース]]」を少しかければ一層可なり。
+
フーカデン、ガランデン共に「[[海軍式ドミグラスソース|ドミグラスソース]]」を少しかければ一層可なり。
 
<br>
 
<br>
 
<Div Align="right">『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸焼物類 六)</Div>
 
<Div Align="right">『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸焼物類 六)</Div>
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
*[[海軍式ドミグラスソース]]
+
*[[海軍式ドミグラスソース]]:『海軍五等主厨厨業教科書』1918年(大正7年)1月
*[[フーカデン]]
+
*[[フーカデン]]:『海軍五等主厨厨業教科書』1918年(大正7年)1月
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==
*『海軍五等主厨厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸焼物類 六)
+
*『海軍五等主厨厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸焼物類・六)
*『海軍四等主計兵厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸燒類 六)チキンガランデン(若鷄肉詰燔燒)
+
*『海軍四等主計兵厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸燒類・六)チキンガランデン(若鷄肉詰燔燒)
 
----
 
----
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|か]]
+
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|軍]]
 +
[[カテゴリ:日本軍のトマト料理|か]]
 
[[カテゴリ:大日本帝国海軍の料理|か]]
 
[[カテゴリ:大日本帝国海軍の料理|か]]
 
[[カテゴリ:海軍五等主厨厨業教科書の料理|か]]
 
[[カテゴリ:海軍五等主厨厨業教科書の料理|か]]
 
[[カテゴリ:蒸燒類|か]]
 
[[カテゴリ:蒸燒類|か]]

2022年4月12日 (火) 04:13時点における最新版

ガランデン

ガランデン(Garanden)は、大日本帝国海軍の帝國海軍社出版部より1918年(大正7年)1月に発行・配布された『海軍五等主厨厨業教科書』に記載されている料理である。

材料

調理法

  1. 鶏の羽毛を取るために毛を焼く。
  2. 後頚部より脊部にかけて切り開き、頸部より順次に骨と肉との間に包丁の先を入れ、羽や足の関節を離し、臀部(尻肉)に至る。 臀部は骨と皮が付いているので特に外皮を破らないように注意を要する。
  3. そして肉と骨が完全に離れたら、鶏肉の内部に少量のシェリー酒をふりかけておく。
  4. フーカデンの肉と同様のナマコ型の肉を作り、それを鶏肉で包み込んで、両端を閉じ、木綿糸で縫い合わせ、フーカデンと同じ蒸焼にする。
  5. 出来上がったら、一寸重壓をし、しかる後、縫い糸を抜き取り、小口に切り、サラダ、あるいはローストポテトを添えて供卓す。

フーカデン、ガランデン共に「ドミグラスソース」を少しかければ一層可なり。

『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸焼物類 六)

関連項目

参考文献

  • 『海軍五等主厨厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸焼物類・六)
  • 『海軍四等主計兵厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸燒類・六)チキンガランデン(若鷄肉詰燔燒)