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+ | | トマトの名称 = アメーラ | ||
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'''アメーラ'''(Amela)は、静岡県農業試験場(現・静岡県農林技術研究所)の研究開発を起源とする高糖度[[トマト]]である。 | '''アメーラ'''(Amela)は、静岡県農業試験場(現・静岡県農林技術研究所)の研究開発を起源とする高糖度[[トマト]]である。 | ||
− | + | 現在は、(株)[[サンファーマーズ]]がブランド管理、販売を行っている。 | |
== 歴史 == | == 歴史 == | ||
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1993年(平成5年)、静岡県農業試験場(現静岡県農林技術研究所)が研究をはじめ、 1993年(平成6年)に灌水(かんすい:水やり)を抑えた養域栽培システムによる「高糖度トマトの栽培方式」を発表した。 | 1993年(平成5年)、静岡県農業試験場(現静岡県農林技術研究所)が研究をはじめ、 1993年(平成6年)に灌水(かんすい:水やり)を抑えた養域栽培システムによる「高糖度トマトの栽培方式」を発表した。 | ||
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1996年(平成9年)、静岡県農業試験場と大井川町(現・焼津市)のJA大井川は、根域制限栽培を応用した養液栽培システムの研究を進め、静岡の3人の農家によって栽培がはじめられた。 | 1996年(平成9年)、静岡県農業試験場と大井川町(現・焼津市)のJA大井川は、根域制限栽培を応用した養液栽培システムの研究を進め、静岡の3人の農家によって栽培がはじめられた。 | ||
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静岡県農業試験場で開発された当時の「高糖度トマトの栽培方式」の指導を受けながら、独自の栽培システムを構築して行き、高糖度トマトを生産する農業者の共同販売組織「JA大井川アメーラ会」を結成した。 | 静岡県農業試験場で開発された当時の「高糖度トマトの栽培方式」の指導を受けながら、独自の栽培システムを構築して行き、高糖度トマトを生産する農業者の共同販売組織「JA大井川アメーラ会」を結成した。 | ||
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+ | 2005年、JA大井川アメーラ会は品質の向上やブランド管理を図り、産地拡大を目指して、「株式会社サンファーマーズ」を設立し、2006年には、しずおか農水産物認証制度を第1号で取得した。 | ||
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現在、㈱サンファーマーズは「アメーラ」を商標登録し、ブランドの管理、生産支援など指導・管理を行っており、静岡県焼津市、藤枝市、牧之原市、静岡市、沼津市、長野県軽井沢町などで栽培されている。 | 現在、㈱サンファーマーズは「アメーラ」を商標登録し、ブランドの管理、生産支援など指導・管理を行っており、静岡県焼津市、藤枝市、牧之原市、静岡市、沼津市、長野県軽井沢町などで栽培されている。 | ||
− | + | == 反響 == | |
− | == | + | *2009年:マーケティング専門紙「日経MJ」で主要な32品種中の第一位になる。 |
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*2010年:しずおか食セレクションの認定商品に選ばれる。 | *2010年:しずおか食セレクションの認定商品に選ばれる。 | ||
− | * | + | *2019年:スペインのトマト生産者(アメーラ・スペイン法人)と提携、海外でも生産がはじまる。 |
− | * | + | *2021年:ヨーロッパで優秀味覚賞(Superior Taste Award)の最高賞である三ツ星を受賞。 |
+ | == ギャラリー == | ||
+ | <gallery mode="packed"> | ||
+ | Image:Cross Section of Tomato - Amela.png|アメーラの断面 | ||
+ | Image:Boxed Amela Tomato.png|アメーラの箱詰め | ||
+ | </gallery> | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
*[[フルーツトマト]] | *[[フルーツトマト]] | ||
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+ | [[Category:日本のトマト|あ]] | ||
+ | [[Category:静岡のトマト|あ]] | ||
[[Category:フルーツトマト|あ]] | [[Category:フルーツトマト|あ]] | ||
[[Category:トマトのブランド|あ]] | [[Category:トマトのブランド|あ]] | ||
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2022年6月29日 (水) 23:28時点における最新版
アメーラ |
学名:Solanum lycopersicum L. | ||||
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タイプ | フルーツトマト | |||
栽培品種 | 桃太郎ヨーク | |||
生産国 | 日本 | |||
主な産地 | 静岡県・長野県 | |||
時期 | 通年 | |||
特徴 | ||||
ブリックス値 | 7.5~8以上 | |||
甘味 | ||||
酸味 | ||||
硬さ | ||||
サイズ | ミディトマト |
アメーラ(Amela)は、静岡県農業試験場(現・静岡県農林技術研究所)の研究開発を起源とする高糖度トマトである。 現在は、(株)サンファーマーズがブランド管理、販売を行っている。
歴史
1993年(平成5年)、静岡県農業試験場(現静岡県農林技術研究所)が研究をはじめ、 1993年(平成6年)に灌水(かんすい:水やり)を抑えた養域栽培システムによる「高糖度トマトの栽培方式」を発表した。
1996年(平成9年)、静岡県農業試験場と大井川町(現・焼津市)のJA大井川は、根域制限栽培を応用した養液栽培システムの研究を進め、静岡の3人の農家によって栽培がはじめられた。
静岡県農業試験場で開発された当時の「高糖度トマトの栽培方式」の指導を受けながら、独自の栽培システムを構築して行き、高糖度トマトを生産する農業者の共同販売組織「JA大井川アメーラ会」を結成した。
2005年、JA大井川アメーラ会は品質の向上やブランド管理を図り、産地拡大を目指して、「株式会社サンファーマーズ」を設立し、2006年には、しずおか農水産物認証制度を第1号で取得した。
現在、㈱サンファーマーズは「アメーラ」を商標登録し、ブランドの管理、生産支援など指導・管理を行っており、静岡県焼津市、藤枝市、牧之原市、静岡市、沼津市、長野県軽井沢町などで栽培されている。
反響
- 2009年:マーケティング専門紙「日経MJ」で主要な32品種中の第一位になる。
- 2010年:しずおか食セレクションの認定商品に選ばれる。
- 2019年:スペインのトマト生産者(アメーラ・スペイン法人)と提携、海外でも生産がはじまる。
- 2021年:ヨーロッパで優秀味覚賞(Superior Taste Award)の最高賞である三ツ星を受賞。