「サンファイナ」の版間の差分

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'''サンファイナ'''(Samfaina)は、角切りにしたナスとズッキーニ、みじん切りにしたニンニクとタマネギのソフリット、すりおろしたトマトをオリーブオイルで煮込んだカタルーニャ・バレンシア地方の料理である。
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'''サンファイナ'''(Samfaina)は、カタルーニャ・バレンシア地方の料理で、角切りにしたナスとズッキーニ、みじん切りにしたニンニクとタマネギ、すりおろした[[トマト]]をオリーブオイルで煮込んだ[[ソフリット]]の一種である。
 
赤や緑のピーマン、タイムやローズマリーなどのハーブを加えることもあります。
 
赤や緑のピーマン、タイムやローズマリーなどのハーブを加えることもあります。
  
 
== 起源と語源 ==
 
== 起源と語源 ==
カタルーニャ大百科(Enciclopèdia Catalana)によると、「Samfaina」という書き言葉は1890年に初めて登場し、それ以前の「S amfònia」に由来し、さらにラテン語の「Symphōnĭia」 (symphony) に由来しているとされている。
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カタルーニャ大百科(Enciclopèdia Catalana)によると、「Samfaina」という単語は1890年に初めて登場し、それ以前の「S amfònia」に由来し、さらにラテン語の「Symphōnĭia」 (Symphony:交響曲) に由来しているとされている。
  
== 食べ方 ==
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== 料理用途 ==
カタルーニャでは通常、肉(一般的にはポークリブ、ウサギ、鶏など)や魚(マグロ、タラなど)の付け合わせとして食べられています。
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[[File:Spanish Tomato Dishes - Bacalao con Samfaina.png|thumb|right|220px|鱈のソテー・サンファイナ添え『バカラオ・コン・サンファイナ』]]
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カタルーニャでは一般的に、肉(ポークリブ、ウサギ、鶏など)や魚(マグロ、タラなど)の付け合わせとして食べられています。
 
これらの料理は、鍋やキャセロールに加え、サンファイナで調理を仕上げます。
 
これらの料理は、鍋やキャセロールに加え、サンファイナで調理を仕上げます。
 
バレンシア州の中部地方では、スペイン東部のコカ(パン)の代表的な材料として使われています。
 
バレンシア州の中部地方では、スペイン東部のコカ(パン)の代表的な材料として使われています。
  
  
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[[Category:トマト料理|さ]]
 
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[[Category:スペインのトマト料理|さ]]
 
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2022年1月27日 (木) 03:31時点における最新版

サンファイナ

サンファイナ(Samfaina)は、カタルーニャ・バレンシア地方の料理で、角切りにしたナスとズッキーニ、みじん切りにしたニンニクとタマネギ、すりおろしたトマトをオリーブオイルで煮込んだソフリットの一種である。 赤や緑のピーマン、タイムやローズマリーなどのハーブを加えることもあります。

起源と語源

カタルーニャ大百科(Enciclopèdia Catalana)によると、「Samfaina」という単語は1890年に初めて登場し、それ以前の「S amfònia」に由来し、さらにラテン語の「Symphōnĭia」 (Symphony:交響曲) に由来しているとされている。

料理用途

鱈のソテー・サンファイナ添え『バカラオ・コン・サンファイナ』

カタルーニャでは一般的に、肉(ポークリブ、ウサギ、鶏など)や魚(マグロ、タラなど)の付け合わせとして食べられています。 これらの料理は、鍋やキャセロールに加え、サンファイナで調理を仕上げます。 バレンシア州の中部地方では、スペイン東部のコカ(パン)の代表的な材料として使われています。