「アイスランドのキノコ類」の版間の差分

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2024年3月6日 (水) 04:32時点における版

アイスランドのキノコ類

アイスランドのキノコ類(アイスランド語:Sveppir /日本語:きのこ)は、アイスランドに自生するキノコ類である。




野生キノコ類

イグチ目

画像 現地名 一般名(学名)
Leccinium scabrum - Brown Birch Bolete.png
(Kúalubbi)

(Birkisveppur)
ヤマイグチ
Leccinium scabrum
ヤマイグチ科ヤマイグチ属。アイスランドで最も一般的なキノコ。マイルドな風味と芳香がある。主にシラカンバ、ヒメカンバ、ヘザー湿原で発生する。季節は7~10月。
Leccinum rotundifoliae - Rensopp.png
(Smálubba)
なし
Leccinum rotundifoliae
ヤマイグチ科ヤマイグチ属。主にメルラッカスレッタ(Melrakkaslétta)で収穫・乾燥され、地元とレイキャビークのレストランに販売される。季節は8~9月。
Suillus grevillei - Larch Bolete.png
(Lerkisveppur)
ハナイグチ
Suillus grevillei
ヤマイグチ科ヤマイグチ属。アイスランドでは美味なキノコとして最も好まれる。カラマツや特定の種の松に発生する。季節は7~9月。
Leccinum versipelle - Orange Birch Bolete.png
(Rauðhetta)

(Reyðilubbi)
キンチャヤマイグチ
Leccinum versipelle
低木の茂みやヘザー湿原で発生する。煮込みや加熱時間によって黒く変色する。さっと炒めた出来立てが一番美味とされる。季節は7~8月。
Boletus edulis - Penny Bun.png
(Kóngsveppur)
ヤマドリタケ
Boletus edulis
イグチ科ヤマドリタケ属。世界的に “ ポルチーニ ” の名で知られる価値の高い種だが、アイスランドでは全国的に採れるキノコの一種でしかない。季節は7~9月。

アンズタケ目

画像 現地名 一般名(学名)
Cantharellus cibarius - Golden Chanterelle.png
(Kantarella)
アンズタケ
Cantharellus cibarius
アンズタケ科アンズタケ属。人気の高い種で “ 干しアンズ ” のような香りがある。乾燥させて長期保存が可能。

※アイスランドでは西部フィヨルド、西アイスランド、中央ノースランドなどの限られた地域のみに発生する。

ギャラリー

  • ステイクテル・スヴェップ:キノコ炒め。採れたてをさっと加熱するシンプルな料理。風味付けはバターやニンニクが一般的。天然キノコの香りを味わう季節限定の旬の味覚。
  • マリネラジル・スヴェップ:キノコのマリネ。伝統的な料理の一つでパーティーやビュッフェでは定番。
  • ステイクテル・スヴェップ:キノコのスープ。クリーム仕立てが定番。

関連項目