「ワーテルゾーイ」の版間の差分
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2023年6月15日 (木) 21:57時点における版
ワーテルゾーイ(Waterzooï)は、ベルギー北部に位置するオースト=フランデレン州の州都ヘント発祥の料理である。
語源
ワーテルゾーイ(Waterzooï)は、ベルギーおよびフランス北東部で話されているフラマン語で「煮えた水」を意味する。 “ Water ” は “ 水 ” 、“ zooi ” は “ 煮える ” を意味し、特に魚の調理を指す古い動詞 “ Zuien ” に由来する。
起源
起源は、13世紀末の中世にさかのぼる。
ハプスブルク家・スペイン国王のカルロス1世で第3代神聖ローマ帝国皇帝としても即位した「カール5世」(1500年2月24日 - 1558年9月21日)は、ヘント生まれである。 ワーテルゾーイは、彼がシント・ジョリショフ(Sint Jorishof)の宮殿で食べていたお気に入りの料理だったと云われている。
伝統食材
伝統的なレシピでは7種類以上の淡水魚が使われている。
- アンギーユ(Anguille):ヨーロッパウナギ
- バボー(Barbeau):コイ科のさまざまな種の魚
- カルプ(Carpe):コイ
- テンチ(Tanche):コイ科の魚
- ブロシェ(Brochet):パイク
- ペルシュ(Perche):パーチ
- ベック(Bec):カワカマス
バリエーション
- ワーテルゾーイ・ドゥ・ポワソン(Waterzooï de Poisson)
- ワーテルゾーイ・ドゥ・プレ(Waterzooï de Poulet)