「アムリエート」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(ページの作成:「__FORCETOC__ thumb|right|200px|ロシア風オムレツ '''アムリエート'''（ロシア語: Омлет） C…」) |
(→参考文献) |
||
| (同じ利用者による、間の23版が非表示) | |||
| 1行目: | 1行目: | ||
__FORCETOC__ | __FORCETOC__ | ||
[[File:Russian Tomato Dishes - Russian Omelette.png|thumb|right|200px|ロシア風オムレツ]] | [[File:Russian Tomato Dishes - Russian Omelette.png|thumb|right|200px|ロシア風オムレツ]] | ||
| − | '''アムリエート'''（ロシア語: | + | '''アムリエート'''（ロシア語: Омлет）は、ロシア語でオムレツ（Omelette）のことである。 |
| + | 本項は、1980年代半ばに、ピョートル・ワイリ（旧ソ連・ラトビア：1949年 - 2009年）とアレクサンドル・ゲニス（ロシア・リャザン：1953年2月11日 - ）によって書かれた『亡命ロシア料理』（Russian Cuisine in Exile）に登場するオムレツについて記述する。 | ||
| − | [[ | + | == 材料 == |
| − | [[Category: | + | *卵：3個 |
| − | [[Category: | + | *生クリーム：1/4カップ |
| + | *炭酸水：大さじ1 | ||
| + | *塩 | ||
| + | *挽きたての黒胡椒 | ||
| + | *乾燥バジリコ：大さじ1杯 | ||
| + | *トマト | ||
| + | |||
| + | == 作り方 == | ||
| + | [[File:Russian Cuisine in Exile - Pyotr Vail and Alexander Genis.png|thumb|right|200px|ピョートル・ワイリ（左）とアレクサンドル・ゲニス（右）]] | ||
| + | <blockquote> | ||
| + | “ たとえば、朝につきものという点では目覚まし時計と同じくらいありふれた料理、オムレツはどうだろう？ | ||
| + | 卵3個、生クリーム1/4カップ、炭酸水大さじ1に塩と挽いたばかりの黒胡椒（オムレツでなくとも、黒胡椒は必ずその場で挽くものだ）を加え、ドライ・バジリコを大さじ1杯入れて泡立て器で泡たてる。 | ||
| + | こま切れにしたトマトを油で炒め、さきほど泡立てたものを加えて蓋をし、五分ほど焼く。 | ||
| + | 出来上がったオムレツはフライパンの上で半分に折り、さっと食卓へ。 | ||
| + | 表面はこんがり狐色だが中は半熟状態、というのがオムレツの正しいあり方である。 | ||
| + | 赤・黄・緑色の混じったオムレツの載った皿は、さながらタンポポとケシの花咲く夏の草原のようだ。” | ||
| + | <Div Align="right">『亡命ロシア料理』25章 香りの冒険</blockquote> | ||
| + | |||
| + | == 類似料理 == | ||
| + | *[[ハワイアンオムレツ]] | ||
| + | == 参考文献 == | ||
| + | *『亡命ロシア料理』25章（香りの冒険）1996年 | ||
| + | ---- | ||
| + | [[Category:トマト料理|あ]] | ||
| + | [[Category:ロシアのトマト料理|あ]] | ||
2022年10月1日 (土) 23:41時点における最新版
アムリエート（ロシア語: Омлет）は、ロシア語でオムレツ（Omelette）のことである。
本項は、1980年代半ばに、ピョートル・ワイリ（旧ソ連・ラトビア：1949年 - 2009年）とアレクサンドル・ゲニス（ロシア・リャザン：1953年2月11日 - ）によって書かれた『亡命ロシア料理』（Russian Cuisine in Exile）に登場するオムレツについて記述する。
材料
- 卵：3個
- 生クリーム：1/4カップ
- 炭酸水：大さじ1
- 塩
- 挽きたての黒胡椒
- 乾燥バジリコ：大さじ1杯
- トマト
作り方
“ たとえば、朝につきものという点では目覚まし時計と同じくらいありふれた料理、オムレツはどうだろう？ 卵3個、生クリーム1/4カップ、炭酸水大さじ1に塩と挽いたばかりの黒胡椒（オムレツでなくとも、黒胡椒は必ずその場で挽くものだ）を加え、ドライ・バジリコを大さじ1杯入れて泡立て器で泡たてる。 こま切れにしたトマトを油で炒め、さきほど泡立てたものを加えて蓋をし、五分ほど焼く。 出来上がったオムレツはフライパンの上で半分に折り、さっと食卓へ。 表面はこんがり狐色だが中は半熟状態、というのがオムレツの正しいあり方である。 赤・黄・緑色の混じったオムレツの載った皿は、さながらタンポポとケシの花咲く夏の草原のようだ。”
『亡命ロシア料理』25章 香りの冒険
類似料理
参考文献
- 『亡命ロシア料理』25章（香りの冒険）1996年