「慈姑のお團子」の版間の差分
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(1)慈姑の皮をむいて、丸のまゝ水にさらしますが、慈姑のあくで水が少しにごる位まで浸けましたら、新しい水ですゝいで笊にあげ、卸し金で丼の中に擂り卸します。 | (1)慈姑の皮をむいて、丸のまゝ水にさらしますが、慈姑のあくで水が少しにごる位まで浸けましたら、新しい水ですゝいで笊にあげ、卸し金で丼の中に擂り卸します。 | ||
2022年5月11日 (水) 17:56時点における版
慈姑のお團子(くわゐのおだんご)は、昭和8年(1933年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』9月号の附録「誰にでも簡單に出来る家庭西洋料理全集」に掲載された料理である。
料理紹介
風變りな慈姑のお團子の揚げもので、トマトケチャップを添へてすゝめますと、大變に美味しくて喜ばれるものです。
材料(五人前)
慈姑大七個、メリケン粉大匙三杯、ベーキングパウダー小匙一杯、鹽、胡椒。
拵へ方
(1)慈姑の皮をむいて、丸のまゝ水にさらしますが、慈姑のあくで水が少しにごる位まで浸けましたら、新しい水ですゝいで笊にあげ、卸し金で丼の中に擂り卸します。
(2)メリケン粉に、ベーキングパウダーを混ぜますが、重曹を代用しても結構です。
(3)粉をすり身の中に入れ、輕く箸で混ぜ合せ、鹽と胡椒で味をつけ、煮立つ油の中にスプーンで少しづつおとしながら揚げ、紙にとって油をきり、トマトケチャップをかけて頂きます。
監修
- 高木とみ子
参考文献
- 『婦人倶楽部』:昭和八年九月號・附録「誰にも簡単に出来る家庭西洋料理全集」附・食事作法・食品常識・お正月用語辭典