「炒めうどん」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
__FORCETOC__ | __FORCETOC__ | ||
[[File:Japanese Tomato Dishes - Itame Udon.png|thumb|right|200px|炒めうどん]] | [[File:Japanese Tomato Dishes - Itame Udon.png|thumb|right|200px|炒めうどん]] | ||
− | '''炒めうどん''(いためうどん)は、昭和13年(1938年)に婦人雑誌『[[主婦之友]]』10月号の附録「非常時向の國策料理 和洋一菜料理の作方三百種」に掲載された料理である。 | + | '''炒めうどん'''(いためうどん)は、昭和13年(1938年)に婦人雑誌『[[主婦之友]]』10月号の附録「非常時向の國策料理 和洋一菜料理の作方三百種」に掲載された料理である。 |
− | == | + | == 概要 == |
お年寄りにも若い人にも喜ばれる炒めうどんは、子供さん方の御飯代わりにもよく、少し濃い味にすれば、御飯のおかずとしても充分頂けます。 | お年寄りにも若い人にも喜ばれる炒めうどんは、子供さん方の御飯代わりにもよく、少し濃い味にすれば、御飯のおかずとしても充分頂けます。 | ||
+ | == 作り方 == | ||
茹で出しうどん七八玉(干しうどんなら、三把を茹でて)に、干貝柱五六個、チーズがあれば少し使ふとぐつと栄養価を増します。 | 茹で出しうどん七八玉(干しうどんなら、三把を茹でて)に、干貝柱五六個、チーズがあれば少し使ふとぐつと栄養価を増します。 | ||
色とお味を引立てるトマトケチャップも、あらばなほ結構です。 | 色とお味を引立てるトマトケチャップも、あらばなほ結構です。 | ||
18行目: | 19行目: | ||
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|い]] | [[カテゴリ:日本の旧トマト料理|い]] | ||
[[カテゴリ:昭和のトマト料理|い]] | [[カテゴリ:昭和のトマト料理|い]] | ||
− | [[カテゴリ: | + | [[カテゴリ:主婦之友|い]] |
[[カテゴリ:昭和13年10月號・非常時向の國策料理 和洋一菜料理の作方三百種|い]] | [[カテゴリ:昭和13年10月號・非常時向の國策料理 和洋一菜料理の作方三百種|い]] |
2022年4月24日 (日) 08:13時点における最新版
炒めうどん(いためうどん)は、昭和13年(1938年)に婦人雑誌『主婦之友』10月号の附録「非常時向の國策料理 和洋一菜料理の作方三百種」に掲載された料理である。
概要
お年寄りにも若い人にも喜ばれる炒めうどんは、子供さん方の御飯代わりにもよく、少し濃い味にすれば、御飯のおかずとしても充分頂けます。
作り方
茹で出しうどん七八玉(干しうどんなら、三把を茹でて)に、干貝柱五六個、チーズがあれば少し使ふとぐつと栄養価を増します。 色とお味を引立てるトマトケチャップも、あらばなほ結構です。
干貝柱は軟く水に戻し、ばらばらにほぐして炒めて、塩を振ってお味を見たら、トマトケチャップを入れて一面よく混ぜ合わせ、更にウォスターソースを茶匙四杯くらゐ入れると、ぐつとお味がよくなります。
貝柱ははらはらとメリケン粉を振って、すつかり水分を吸い取らせてから、煮立った油でからっと揚げますが、ほぐしたのは揚げにくいものですから、網杓子に入れて揚げ、揚げたてにぱらっと塩を振ったら、口絵色刷写真六頁の(3)で御覧のやうに盛ったうどんの上に散らし、チーズは卸しても、五分角くらゐに切って添えてもよく、せんキャベツの三杯酢をあしらつて召し上がれば、これ一皿でも充分のカロリーが摂れませう。
参考文献
- 『主婦之友』:昭和十三年十月號・附録「非常時向の國策料理 和洋一菜料理の作方三百種」