「玉蜀黍と馬鈴薯の落し燒」の版間の差分
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2022年4月21日 (木) 07:40時点における最新版
玉蜀黍と馬鈴薯の落し燒（たうもろこしとじゃがいものおとしやき）は、戦時中の昭和17年（1942年）に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。
材料（五人前）
- 馬鈴薯：中三四個
- 玉蜀黍：三本
- 小麦粉：大匙三四杯
- 玉子：一個
- 塩：少々
作り方
玉蜀黍は茹でて身をこそげとり、馬鈴薯は皮をむいて暫く塩水に浸けておいてから、卸金で摺りおろします。 玉子は解きほぐして馬鈴薯に加え、小麦粉かそば粉を振り込み、玉蜀黍と一しょに全部を軽く混ぜ合せて茶匙一杯の塩味をつけます。
フライ鍋に油を引き、熱くなったところへ匙で一掬いづつ落し、蓋をして弱火でゆっくりと焼きます。
両面が焼けたら、温かいうちにこのままでも美味しく頂けますが、好みによっては醤油かソース、またはケチャップをかけても結構ですし、子供のお八つにはジャムか蜂蜜をかけて、少しの甘味をつけると喜ばれます。
なお、糯玉蜀黍という軟い種類が味もよいようです。
『惣菜料理全書』節米保健食（小麥粉そば粉などを主にしたもの）
参考文献
- 『惣菜料理全書』：主婦之友社編