「スチユードクラムトマト」の版間の差分

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先ずづ蛤は前の手順にてよく洗い鍋に入れ水を加えて火にかけ蛤の口が全部ひらきたれば火より下し殻を去り茹で汁を毛篩にて濾しておく。
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次にシチュー鍋にバターを入れとけた頃メリケン粉を加え杓子にて絶えず撹き交ぜながらケチャップを入れ、牛乳を加え煮汁を入れて溶(とろ)め、塩胡椒にて加減をなし蛤を入れて文火になし、暫く煮てのち火より下し、シチュー皿に盛りて進めます。
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またトマトケチャップを入れずして作りましたものを普通スヂユードと申します。
 
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2022年4月20日 (水) 10:56時点における最新版

スチユードクラムトマト

スチユードクラムトマト(Stew de Clam Tomato)は、 大正11年(1922年)に石塚松雲堂から発行された『新しき研究 和洋料理の仕方』に掲載された料理である。

材料(六人前)

  • 蛤:三十個
  • 牛乳:二合
  • トマトケチャップ:大匙六杯
  • メリケン粉:中匙に三杯
  • 片栗粉:中匙一杯
  • 水:五合
  • 胡椒
  • バター:大匙に一杯半

作り方

先ずづ蛤は前の手順にてよく洗い鍋に入れ水を加えて火にかけ蛤の口が全部ひらきたれば火より下し殻を去り茹で汁を毛篩にて濾しておく。 次にシチュー鍋にバターを入れとけた頃メリケン粉を加え杓子にて絶えず撹き交ぜながらケチャップを入れ、牛乳を加え煮汁を入れて溶(とろ)め、塩胡椒にて加減をなし蛤を入れて文火になし、暫く煮てのち火より下し、シチュー皿に盛りて進めます。 またトマトケチャップを入れずして作りましたものを普通スヂユードと申します。

『新しき研究 和洋料理の仕方』いろは献立集(はの部)

参考文献

  • 『新しき研究 和洋料理の仕方』:大正11年1月・石塚松雲堂