「石首のバター燒トマト餡」の版間の差分
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2022年4月20日 (水) 10:56時点における最新版
石首のバター燒トマト餡(ぐちのばたーやきとまとあん)は、 大正11年(1922年)に石塚松雲堂から発行された『新しき研究 和洋料理の仕方』に掲載された料理である。
材料(六人前)
- 五寸の石首魚:三尾
- バター:大匙山五杯
- トマトソース:大匙五杯
- メリケン粉:大匙山二杯
- 煮出汁:二合
- 胡椒
- 塩
- 砂糖
作り方
先水洗ひなせる石首魚を三枚におろし小骨を抜きて一人に二切位に包丁をなし板又は平皿の上に並べ塩、胡椒を撒布してをく。
別のフライ鍋にバター大匙三杯を入れ、バターのとけた頃魚肉を入れて両面より少し焦げ目のつく様にやきトマト餡をかけて進めます。
トマト餡は鍋の中にバターを入れバターのとけました頃メリケン粉を入れます。
杓子にてよく撹き廻し乍らトマトソースを加え煮出汁をゆるゆると入れます。
後砂糖と塩にて味をつけ少量の胡椒を入れ一度濾して用います。
『新しき研究 和洋料理の仕方』いろは献立集(いの部)
補足
※石首魚(イシモチ:シログチ)
参考文献
- 『新しき研究 和洋料理の仕方』:大正11年1月・石塚松雲堂