「切干のスープ煮」の版間の差分

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切干は微温湯(ぬるまゆ)に戻しておき、鶏はぶつ切にして水から仕掛け、煮立ってきたら切干を入れて、中火で気永に煮込み、塩と胡椒で味をつけますが、淡泊すぎるようでしたら、この塩、胡椒したものを柚子醤油をつけて頂いてもよく、またトマトソースを少し加えたり、醤油味にしたり、お家の人の好みに合うように御工夫ください。
  
 
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これは午後からでも練炭の空火にかけておけば、夕方には味が沁みて大へん美味しくなります。
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また切干はいつまでも水に浸しておくと味が脱けますから、戻す程度に水洗いしますが、冬は早く戻すのに微温湯を用いても結構です。
 
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2022年4月17日 (日) 06:31時点における版

切干のスープ煮

切干のスープ煮(きりぼしのすーぷに)は、昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。

材料(五人前)

  • 切干大根:十匁
  • 鶏の骨つき:四五十匁

作り方

切干は微温湯(ぬるまゆ)に戻しておき、鶏はぶつ切にして水から仕掛け、煮立ってきたら切干を入れて、中火で気永に煮込み、塩と胡椒で味をつけますが、淡泊すぎるようでしたら、この塩、胡椒したものを柚子醤油をつけて頂いてもよく、またトマトソースを少し加えたり、醤油味にしたり、お家の人の好みに合うように御工夫ください。

これは午後からでも練炭の空火にかけておけば、夕方には味が沁みて大へん美味しくなります。 また切干はいつまでも水に浸しておくと味が脱けますから、戻す程度に水洗いしますが、冬は早く戻すのに微温湯を用いても結構です。

『惣菜料理全書』一月(乾物と玉子と豆腐の料理)

参考文献

  • 『惣菜料理全書』:昭和17年10月18日 主婦之友社