「玉蜀黍だんごのトマト餡かけ」の版間の差分
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+ | 玉蜀黍は粉にしますと消化も早くなり、米に匹敵するほどの栄養価がありますから、手に入り易い地方ではどしどし御利用くださいませ。 | ||
+ | 器に玉蜀黍粉を入れて、水を少しづつ注し、やや固目に練り上げて、大き目の団子に丸め、火の通るまで蒸します。 | ||
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+ | 次に、トマトソースは約倍くらいに水で薄め、砂糖と塩で適宜に味をつけ、火にかけて煮立ったところへ水溶きの片栗粉を加えて、どろりとした餡を作り、だんごにかけると、熱いうちが殊に美味しく頂けます。 | ||
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+ | これに甘目にした黄粉をまぶしたり、胡麻餡をまぶしたりすると、発育盛りのお子様方のお八つとして結構です。 | ||
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2022年4月15日 (金) 20:49時点における版
玉蜀黍だんごのトマト餡かけ(たうもろこしだんごのとまとあんかけ)は、昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。
作り方
玉蜀黍は粉にしますと消化も早くなり、米に匹敵するほどの栄養価がありますから、手に入り易い地方ではどしどし御利用くださいませ。
器に玉蜀黍粉を入れて、水を少しづつ注し、やや固目に練り上げて、大き目の団子に丸め、火の通るまで蒸します。
次に、トマトソースは約倍くらいに水で薄め、砂糖と塩で適宜に味をつけ、火にかけて煮立ったところへ水溶きの片栗粉を加えて、どろりとした餡を作り、だんごにかけると、熱いうちが殊に美味しく頂けます。
これに甘目にした黄粉をまぶしたり、胡麻餡をまぶしたりすると、発育盛りのお子様方のお八つとして結構です。
『惣菜料理全書』節米保健食(だんごとまんぢう)
参考文献
- 『惣菜料理全書』:昭和17年10月18日 第3刷 主婦之友社