「ガランデン」の版間の差分
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#出来上がったら、一寸重壓をし、しかる後、縫い糸を抜き取り、小口に切り、サラダ、あるいはローストポテトを添えて提供する。 | #出来上がったら、一寸重壓をし、しかる後、縫い糸を抜き取り、小口に切り、サラダ、あるいはローストポテトを添えて提供する。 | ||
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2022年4月4日 (月) 17:29時点における版
ガランデン(Garanden)は、大日本帝国海軍の帝國海軍社出版部より1918年(大正7年)1月に発行・配布された『海軍五等主厨厨業教科書』に記載されている料理である。
材料
- 鶏
- シェリー酒
- ドミグラスソース
調理法
- 鶏の羽毛を取るために毛を焼く。
- 後頚部より脊部にかけて切り開き、頸部より順次に骨と肉との間に包丁の先を入れ、羽や足の関節を離し、臀部(尻肉)に至る。 臀部は骨と皮が付いているので特に外皮を破らないように注意を要する。
- そして肉と骨が完全に離れたら、鶏肉の内部に少量のシェリー酒をふりかけておく。
- フーカデンの肉と同様のナマコ型の肉を作り、それを鶏肉で包み込んで、両端を閉じ、木綿糸で縫い合わせ、フーカデンと同じ蒸焼にする。
- 出来上がったら、一寸重壓をし、しかる後、縫い糸を抜き取り、小口に切り、サラダ、あるいはローストポテトを添えて提供する。
フーカデン、ガランデン共に「ドミグラスソース」を少しかければ一層可なり。
『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸焼物類 六)
関連項目
参考文献
- 『海軍五等主厨厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸焼物類 六)
- 『海軍四等主計兵厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第三 蒸燒類 六)チキンガランデン(若鷄肉詰燔燒)