「新世界」の版間の差分

提供: Tomatopedia
ナビゲーションに移動 検索に移動
1行目: 1行目:
 
__FORCETOC__
 
__FORCETOC__
 
[[ファイル:Sebastian Münster's map of the New World in 1540.png|230px|right|thumb|神聖ローマ帝国の地図学者ゼバスティアン・ミュンスターが作成した『新世界の地図』初版(1540年)]]
 
[[ファイル:Sebastian Münster's map of the New World in 1540.png|230px|right|thumb|神聖ローマ帝国の地図学者ゼバスティアン・ミュンスターが作成した『新世界の地図』初版(1540年)]]
'''新世界'''(New World)
+
'''新世界'''(New World)とは、地球上の西半球の大部分、特にアメリカ大陸を指す言葉である。
 +
 
 +
ヨーロッパの大航海時代である16世紀初頭、イタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチが、アメリカ大陸は新大陸であると結論づけ、『Mundus Novus』と題した小冊子で発表したことから、この言葉が注目されるようになった。それまでのヨーロッパの地理学者は、世界はアフリカ、ヨーロッパ、アジアの3つで構成されていると考えていたが、この発見により、旧世界(アフロ・ユーラシア)と呼ばれるようになった。アメリカ大陸は「世界の第4の部分」とも呼ばれていた。
  
  

2021年8月29日 (日) 11:21時点における版

神聖ローマ帝国の地図学者ゼバスティアン・ミュンスターが作成した『新世界の地図』初版(1540年)

新世界(New World)とは、地球上の西半球の大部分、特にアメリカ大陸を指す言葉である。

ヨーロッパの大航海時代である16世紀初頭、イタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチが、アメリカ大陸は新大陸であると結論づけ、『Mundus Novus』と題した小冊子で発表したことから、この言葉が注目されるようになった。それまでのヨーロッパの地理学者は、世界はアフリカ、ヨーロッパ、アジアの3つで構成されていると考えていたが、この発見により、旧世界(アフロ・ユーラシア)と呼ばれるようになった。アメリカ大陸は「世界の第4の部分」とも呼ばれていた。