丸干鰯と野菜の胡麻サラダ
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丸干鰯と野菜の胡麻サラダ(まるぼしいわしとやさいのごまさらだ)は、戦時中の昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。
材料(五人前)
- 鰯の丸干:十尾
- トマト:五個
- 林檎:三個
- 胡瓜:三本
- 胡麻:大匙四杯
作り方
丸干鰯にビタミン豊富な生野菜をたっぷりあしらい、胡麻酢で頂く農村向の栄養サラダです。
丸干鰯は、さっと焼いて頭を落し、中骨も抜きます。 トマトは輪切にして薄く塩を振り、胡瓜は小口から薄打にして薄塩を當て、しんなりしたら水気を搾ります。
林檎は皮のまま厚い短冊に切り、酢をぱらっと振りかけてあくを止め、サラダ菜を敷いたお皿に、右の四種を盛り合せて、胡麻酢を添えます。
胡麻酢は、胡麻を大匙三杯ほど炒って、脂の出るまで擂り、別に大匙一杯の片栗粉を二三勺の水で溶いて火にかけ、固く煮返したものを加えて擂り混ぜ、酢でぼったりと伸し、塩と砂糖でお味を調えます。
『惣菜料理全書』十月(肉と豆腐その他の料理)
参考文献
- 『惣菜料理全書』:昭和十七年・主婦之友社編